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古い低圧進相コンデンサに注意!

[2020年7月4日]

ID:22827

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長年使用している、「低圧進相コンデンサ」は発火の危険性があります!

1975年以前に製造された低圧進相コンデンサは、保安装置が内蔵されていないため、経年劣化により、場合によっては火災に至る危険性があります。南消防署管内でも今年に入って1件の火災が発生しています。

低圧進相コンデンサって何?

業務用冷蔵庫やモーター等を使用する電気機器の力率を改善し,電力の無駄を省く機器として長年,店舗や作業場等で使用されています。主に工場、作業場、クリーニング作業場や、飲食店、小売店などの業務用の冷蔵庫、冷凍庫を使用する建物の配電盤等に設置されています。

低圧進相コンデンサチラシ

なんで火事になるの?

長年使用による経年劣化により発熱、出火することが多いです。特に梅雨の時期から暑さが続く9月頃に発生しやすいと言われています。


10年以上経過したものは、専門業者による点検が推奨されています。

低圧進相コンデンサは一般的な電気機器と違い、進相コンデンサ自体が動く機器でないかため、劣化や故障が外観上分かりにくく、また、メインブレーカーを切らなければ電圧が常にかかっている状態なので、電気機器を使用していなくても出火危険があります。

溶けた低圧進相コンデンサの写真

溶けて黒くなった低圧進相コンデンサのカバー

焦げたコンデンサを分解してみると

黒く変色したコンデンサの蓋の裏の写真

防ぐために

  1. 機器を使用しない時はメインブレーカーを切り、低圧進相コンデンサに電圧がかからないようにしましょう。
  2. 昭和50年(1975年)以前に製造されたものは、保安装置が内蔵されていないため、被害が拡大する危険性がありますので、使用の停止や交換することが必要です。
桃之助が点検を受けるように呼び掛けている画像

お問い合わせ

消防局警防部南消防署

所在地: 〒702-8024 岡山市南区浦安南町495番地88 [所在地の地図]

電話: 086-262-0119 ファクス: 086-264-3935

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