神宮寺山古墳(じんぐうじやまこふん)
  岡山市新庄上、総社市下林にある前方後円墳である。墳長142 m、後円部径約85m、同高さ約12m、前方部長60mで、二段築成である。後円部の周囲には、幅約10mの周濠がめぐり、その外側には幅約10mの外堤も認められる。また渡り土堤も3ヶ所認められる。出土している埴輪の特徴や、前方部がやや開き気味の墳形であることから、中期でも後半の時期といえ、造山古墳→作山古墳→小造山古墳の順に築かれたと考えられる。これら3墳は、いずれも同じ系譜の首長墓と考えられ、造山古墳で頂点を極めた吉備の中心勢力が、世代を重ねるごとに縮小していく様子がうかがえる。

 

位置

 

見学 中鉄バス「千足」で下車、造山古墳北側の丘陵上

参考文献 中田啓司・近藤義郎「小造山古墳」『総社市史』 考古資料編 1987年

 

遠景(南から)

 

墳丘(参考文献より引用)

 

PREV. BACK NEXT