ケレップ水制(ケレップすいせい)

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明治の初め頃、オランダ人技師ラッセルらにより日本に初めてもたらされたもので、船の航路を確保するために流れを川の中心に集めるT字型の不透過水制。表面が割石で覆われ、満潮時にはすき間が魚類やエビ・カニ類の隠れ家となる。旭川には昭和10年(1935)ごろに平井、三蟠に建設されたといわれている。現存するものは、桜橋下流から旭川大橋の中畑地先までで、全部で19基。