松寿寺(しょうじゅじ)

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日蓮宗本興寺派の名さつ。約3270平方メートルの広大な境内に、本堂、宮殿、鬼子母神堂などの建物が整然と並んでいる。大覚大僧上の建立備前法華の最初の寺とされ、宇喜多氏の保護を得て繁栄した。その後、岡山藩の日蓮宗不受不施派弾圧により断絶の危機があったが、牛窓の本蓮寺の協力を得て再興した。寺の庭にある「鬼子母神の槐(えんじゅ)」、は樹齢500年、根元周囲4.6メートル、高さ8メートルの大樹で、岡山市指定の天然記念物。子授けや安産の神として信仰を集めている。