メダカは、日本人にもっとも親しみのある魚です。その呼び方も地方によって、「めえと」「じゃっこ」など、6,000ほどあるともいわれます。
江戸時代の浮世絵にも「めだかすくい」が描かれ、古くから親しまれてきたことがわかります。
メダカの好む生息環境は、浅くて日当たりの良い土と緑のある川です。水は少し汚くても構いません。
苦手な環境は、フチが切り立った急流、コンクリート護岸の川、水が枯れる場所です。
メダカは、北海道をのぞく日本各地の水田や小川に生息していました。しかし平成11年、環境省はメダカを絶滅危惧(2)類に指定しました。岡山県内でも生息域は減少しているとも言われています。
それはメダカのすみやすい環境-日本の里山風景が減っているということでもあるのでしょうか?
しかし、岡山県南の平野部では、まだまだメダカが生息しています。あなたの身近にメダカは生息していませんか。少し観察してみましょう。
メダカは、水面に浮いたエサを食べるため、目も口も上を向いています。メダカを漢字で書くと、「目高」となります。
メダカのメス・オスの特徴は、オスのみに背びれの切れ込みがあることや、しりびれの形と大きさの違いがあること等が挙げられます。
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