輪くぐり

輪くぐり

輪くぐり
行事日時
■7月1〜18日

開催場所及び照会先
■沖田神社・道通宮
■〒702−8001 沖元411
■電話 086−277−0196
■両備バス 沖元・西大寺バスセンター行き 沖元下車 徒歩1分

行事内容
 輪くぐりは、心身を祓い清める行事である。境内には本殿と道通宮に茅の輪があり、無病息災を祈りながら輪をくぐる。
 茅は、魔除けの意味があるという。
〔茅の輪くぐり〕
 茅(かや)で作った大きな輪をくぐり、夏の疫病除けを行う行事で、輪をくぐるとともに、茅を二、三本いただき、小さな輪を作って持ち帰り、家の入り口にかける。
 この行事は、「昔、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)の二人の兄弟に宿を頼んだところ、弟の巨旦は金持ちだったが尊の頼みをことわり、兄の蘇民は貧乏ながらこころよく引き受けた。
 そこで尊は大変喜び、茅の輪を作って腰につるさせ、『疫病が流行ったら、この輪をつくって災いをのがれよ』と教えた。
 その後、疫病が流行し、蘇民が教えられたとおりにするとみな助かり、巨旦の家はみな死んだ。」という故事に基づいている。
   
   
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