昭和30年代の商店街
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「もはや戦後ではない」といわれ、
神武景気、岩戸景気にわいた昭和30年代。
高度成長期の岡山市はどんなようすだったのでしょうか。
 
写真館
昭和30〜32年 春の岡山商工まつり
昭和30〜32年
昭和35年 表町、柳川付近
昭和35年
昭和36年〜 春の岡山商工まつり ほか
昭和36年〜

昭和30年代のできごと・流行
【できごと】
[昭和31年(1956)]第1次南極観測隊出発(観測船「宗谷」、翌年上陸)
[昭和32年(1957)]人類初の人工衛星スプートニク1号打ち上げ成功
[昭和33年(1958)]東京タワー完成
[昭和34年(1959)]皇太子殿下ご成婚、伊勢湾台風、南極でタロ・ジロ発見
[昭和35年(1960)]日米安保条約改定、所得倍増計画
[昭和36年(1961)]ケネディ大統領就任、人類初の有人宇宙飛行(ガガーリン)
[昭和39年(1964)]東海道新幹線開通(東京-大阪)、東京オリンピック
【流行】
太陽族、三種の神器(白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫)、ロカビリー、フラフープ、力道山、「巨人、大鵬、たまごやき」、ツイスト、アイビールック
【テレビ】
アニメ「鉄腕アトム」、「おかあさんといっしょ」
【歌謡曲】
「別れの一本杉」「ここに幸あり」「俺は待ってるぜ」「南国土佐を後にして」「アカシヤの雨がやむとき」「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」

岡山では・・・
[昭和32年(1957)]岡山市がアメリカ・サンノゼ市と姉妹都市縁組
[昭和34年(1959)]岡山駅地下商店街開店(現・三番街、岡山初の地下商店街)
[昭和36年(1961)]岡山会館落成(当時、西日本随一のマンモスビル)
[昭和37年(1962)]岡山空港(現・岡南飛行場)開港、第17回岡山国体

岡山市の商店街
 昭和20年(1945)6月29日の岡山大空襲で商店街も壊滅的な打撃を受けましたが、わずか3か月あまり後には天満屋が営業を再開、続いて「岡山市中央商店街復興委員会」が結成され、商店街はたくましく復興の道を歩み始めました。翌21年(1946)4月には「岡山市復興祭」が開かれ、これが現在の「おかやま桃太郎まつり」のルーツとなりました。同年11月には、恒例の「大誓文払い」も開かれました。
 高度成長の昭和30年代には、こうしたイベントの強化が図られるとともに、アーケードなどハード整備に力が入れられました。奉還町シルバー・アーケードが完成し、また上之町アーケード完成により表町全体がアーケード化されたのはこの時期です。一方、駅前では駅地下商店街が誕生、当時としては西日本随一とされた岡山会館がオープンしました。
岡山シティミュージアム デジタルアーカイブ