緒方洪庵
 緒方洪庵は、わが国蘭学の先駆者のひとりで、特に種痘の開拓者として著名です。文化7年(1810)に足守藩士佐伯惟因の三男として生まれ、その生家の屋敷跡が県指定史跡となっています。
 29才のとき、大阪に「適々斉塾(適塾)」を開き、医学のかたわら蘭学の指導をしていました。その門弟は全国から集まり、幕末から明治にかけて活躍した人材を多く輩出しました。

 

岡山県指定史跡 緒方洪庵生誕地

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