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ベゴニア・センパフローレンス(シュウカイドウ科) 和名:四季咲きベゴニア
半耐寒〜非耐寒性多年草(ブラジル原産) |
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花苗購入時のチェックポイント
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1. 葉数が多く葉色の濃いもの。
2. 葉や葉先に縮みや痛み、斑点や変色がないもの。
3. 丈が低くても茎の節間が詰まって太いもの。
4. 株張りがよく株元がしっかりしているもの。
5. 花色や葉色、花の形状を確認する。 |
特性
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1. 日照が良く温暖な気候を好み高温多湿を嫌う。
2. 開花期は5月〜11月と非常に長い。
3. 夏の高温期には株姿が乱れる風通しの悪い密植を嫌う。
4. 花色や葉色、花の大きさや形態にバリエーションがある。
5. 耐寒性が低く、低温や寒風に弱い。 |
用途
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1. 花壇の群植や縁取り。
2. 鉢やプランターなどの寄せ植え。
3. ハンギングバスケットや吊り鉢。 |
管理上の注意
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1. 日照不足や過湿に弱い。
2. 開花期が長いので肥料切れが起こる。
3. アブラムシやコガネムシの虫害。
4. 梅雨期に灰色かび病が発生しやすい。
5. 霜にあたると株が枯れ、寒風にさらされると葉が痛む。 |
栽培のポイント
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1. 午前中の日光が良く当たり、風通しの良い場所に置く。
2. 灌水は鉢土の表面が乾くまで待ち、乾いたらたっぷりと与える。
3. 咲き終わった花茎はこまめに摘み取る。
4. 植栽時にマグアンプKなどの緩効性肥料を元肥として多めに施しておき、追肥としてハイポネクス液肥などの速効性肥料を与える。
5. アブラムシが寄生したらオルトラン粒剤などの害虫駆除剤を、また、コガネムシの幼虫にはデプテレックスなどの殺虫剤を散布する。
6. 灰色かび病などの細菌性の病気にはベンレートなどの殺菌剤を散布する。
7. 5月、6月に挿し芽で増殖するが、花茎では茎芽の伸長をしない。
8. 梅雨入りの直前や花数が減ってきたら、切り戻しをして株姿を整える。 |
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ベゴニア・センパフローレンスの独り言 |
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和名は四季咲きベゴニア(シキザキベゴニア)。ブラジル原産のベゴニア数種類を交配させて作出された園芸品種で、日本では一年草として扱われていますが、本来は宿根草(多年草)であり、最低気温が摂氏0度以上であれば根株の越冬が可能です。
日当たりが良く、摂氏20度前後の気温で、夜間においても10度以上の温度に保つことが出来る環境であれば、一年を通じて花を咲かせ続けます。
属名であるベゴニアの語源は、フランスの植物収集のスポンサーであるベゴン(B.Begon)の名に由来しています。
種名のセンパフローレンスの語源は、園芸品種名で周年開花する、という意味。 |
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≪ちょっと脱線≫
ベゴニアは熱帯地方を主として約2000種の野生種があり、交配により園芸品種が作出されています。
園芸ベゴニアは花ベゴニア、観葉ベゴニア、木立性ベゴニアに大別されます。
また、花ベゴニアは四季咲きベゴニア(代表種:センパフローレンス)、冬咲きベゴニア、エラチオール・ベゴニア=リーガスベゴニア、球根ベゴニアの4種に分類されます。 |
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