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松江城と茶文化 |
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松江城と茶文化(島根県)
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松江城
全国に現存する12天守閣のひとつで、山陰では唯一の天守閣です。堀尾吉晴が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけて築城しました。
戦国時代の実戦本意の設計で、黒塗りの下見板で覆われた桃山風の荘重雄大な姿は、千鳥が羽根を広げたように見えるため、別名「千鳥城」と呼ばれています。天守閣は、国の重要文化財です。
デザインは松江城の桜が「さくらの名所100選」に選ばれているため、天守閣に桜を配しています。明々庵
茶人として知られ、本年生誕250年を迎える松江藩7代藩主松平不昧公の好みによって建築され、不昧公もしばしば訪れました。
一時は、東京の松平家に移築されましたが、昭和41年に現在の赤山の台地に移築されました。茅葺きの厚い入母屋造りが特徴で、茶室のいたる所に定石に頓着しない不昧公の好みが生かされています。島根県の指定文化財です。
デザインは、茶室に松江市の花、椿を配しています。