見直そう!農業機械作業の安全対策
作業機械作業による死亡事故が多発している状態が継続しています。
特に死亡事故の発生割合が高い乗用型の農業機械の作業におけるシートベルト・ヘルメットの着用徹底など、農業機械作業の安全対策を見直しましょう。
コンバインの死亡事故で最も多いのが、転落・転倒事故です。
特に、後進時に注意です。
進行方向の安全を十分に確認し無理のない運転をしましょう。
巻き込まれ事故はエンジン非停止が原因となることが多い点検整備・清掃中と手こぎ作業時に多く発生しています。
・点検整備・清掃作業では、エンジンを必ず停止しましょう。
・手こぎ作業は、適切な服装をし、機体の内側に手を入れないようにしましょう。
・危険な場所は“見える化”しましょう。
・水路等の見回りは注意が必要です。
大雨や強風の中、ほ場を見回りに行くのは大変危険です。
ほ場の見回りは大雨・強風が収まってからにしましょう!
自宅近くでの作業でも、万が一の事故に備えて、家を出るときは携帯電話を必ず持ち歩くようにしましょう。
秋の農作業安全運動強化期間
トラクターの追突事故が多発しています。
車外に放り出される重傷事故が起きています。
こんなとき、シートベルトを着用していれば追突時の車外放出を防ぐことが可能です。
トラクターを運転するときは、シートベルトを着用しましょう。
トラクター追突事故多発中
農業機械の盗難防止に3つの対策を!営農に不可欠な機械を守りましょう。
(1)農地において帰らない
(2)エンジンキーは必ず抜く
(3)鍵のかかる場所に保管
農林水産省が、ロボット農機の安全性確保のためにメーカーや使用者が順守すべき事項等を定めた「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」について、ロボット小型汎用台車に対応する改正等を行ったので、お知らせします。
詳細は、農林水産省ホームページをご確認ください。
「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」の改正について別ウィンドウで開く(農林水産省ホームページ)
農作業中の熱中症による死亡者数は、過去10年間で259人となっており、死亡事故の85%が7月から8月に発生しています。
農業従事者の中には、熱中症の具体的な症状が分からず、知らず知らずに熱中症にかかっている方が多くいます。こまめに水分と塩分の補給や休憩をとるようにしましょう。
農林水産省 熱中症対策について
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