厚生労働省のサイトに、よくある質問とその回答が掲載されています。ここではその概要をお知らせします。各項目の詳しい内容は下記のリンクよりご覧ください。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/booster/別ウィンドウで開く
また、このQ&Aサイトには、追加接種の情報以外にも、新型コロナワクチン全般に関する情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等に対して、高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。
追加接種を行わなかった場合と比較して、デルタ株等に対して、感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります。
感染拡大防止や重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。現時点においては、初回接種が完了した12歳以上の方が追加接種の対象となっています。(ファイザー社のワクチンは12歳以上、武田/モデルナ社のワクチンは18歳以上が接種の対象となっています。)
令和4年5月25日より、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンは、2回目の接種完了から5か月以上経過すれば、3回目接種が可能となっています。一方、武田社のワクチン(ノババックス)は、2回目の接種完了から6か月以上経過後に接種することとなっています。
追加接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類に関わらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチン又は武田/モデルナ社のワクチン)を用いることが適当であるとされています。
海外の臨床試験の結果では、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンいずれの場合も、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様であると確認されていますが、リンパ節の腫れなどについては、初回(1回目・2回目)接種時と比較して、発現割合が高い傾向にありました。国内の調査結果(中間報告)でも、ファイザー社のワクチンにおける、追加接種から1週間後までの有害事象の状況は、2回目の接種後とほぼ類似していましたが、腋窩痛(わきの下の痛み)などについては、3回目の接種後の方が、発現頻度が高い傾向が見られました。
既に複数の国で追加接種が行われています。
お住まいの市区町村から3回目接種用の接種券等が送付されます。初回(1回目・2回目)接種時と同様、実施している医療機関や会場をお探しの上、予約をお願いします。
2回目の接種完了から一定の間隔を置いて、順次、3回目の接種を受けることができます。なお、重症化リスクが高い方や、重症化リスクが高い方との接触が多い方、職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い方は、特に接種をお勧めしています。
初回(1回目・2回目)接種と同様、無料で接種いただけます。
日本で接種が進められている、ファイザー社、武田/モデルナ社又はアストラゼネカ社のワクチンを海外で接種した場合、日本で追加接種を受けることは可能です。
2回目の接種完了後、住民票所在地が変更となった場合、追加(3回目)接種用の接種券は送付されません。申請が必要になりますので、お住まいの市区町村にお問い合わせいただくか、コロナワクチンナビで追加接種用接種券の発行申請を行ってください。
現時点では、追加接種は18歳以上が対象です。18歳未満の方は受けられません。18歳になったら受けられます。
接種が受けられる期間は、令和4年9月30日までです。この期間内であれば、初回接種も受けられます。