高齢者施設への新型コロナウイルス感染症に係る予防接種を行う体制の構築について、以下のとおり厚生労働省から都道府県あての通知がありました。
令和3年1月28日厚労省事務連絡 高齢者施設への新型コロナウイルス感染症に係る予防接種について別ウィンドウで開く
市としては、介護保険施設及び居住系施設等(以下、「高齢者施設」という。)の入所者に対する新型コロナウイルス感染症に係る予防接種については、高齢者施設内での接種が望ましいと考えています。
接種時期は4月以降になるものと想定されますが、準備を進めるため、現時点で把握している内容についてお知らせします。
また、高齢者施設内での接種体制構築にあたり、意向調査のご協力をお願いいたします。
以下の「施設内予防接種の実施までの作業内容について」をご確認いただき、意向調査にご回答ください。
※高齢者施設とは以下のものを指します。
○介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院
○特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護
○養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホーム
○サービス付き高齢者向け住宅
○生活支援ハウス
作業内容の全体像を把握していただいたうえでご判断いただく必要があるため、以下に主な作業の流れをお示しします。
なお、以下の内容は、国や県等からの今後の連絡により変更することがあるとともに、高齢者施設内での予防接種を希望される場合であっても、ワクチンの供給状況等により、希望どおりの接種体制を保証するものではありません。
岡山市からの事務連絡一覧
高齢者施設内での接種を希望する場合は、以下の作業が必要になることを踏まえ、高齢者施設内での接種を希望するかどうかをご検討ください。
また、高齢者(※65歳以上)と同時期に施設従事者(※非常勤を含む)に接種を希望するかどうかについてもご検討ください。
嘱託医や協力医等、普段からお付き合いのある医療機関に対して、高齢者施設内で新型コロナウイルス感染症に係る予防接種を行うことができるかをご確認ください。
高齢者(65歳以上)と同時期に施設従事者にも施設内接種を希望する場合は、その旨も医療機関やかかりつけ医などとご相談ください。
※予防接種を行うことができる医療機関かどうかは、当該医療機関に直接お尋ねください。嘱託医や協力医等については、可能な限り接種医療機関とする予定ですので、高齢者施設からも医療機関に対して協力を求める等の対応をお願いします。
入所者数を、以下の3通りに分けてご確認ください。
・75歳以上の入所者数
・65歳以上、75歳未満の入所者数
・65歳未満の入所者数
また、高齢者と同時期に施設従事者への接種を希望する場合は、施設従事者数もご確認ください。
※今回の意向調査でご報告いただくのは、雇用形態や職種に関わらず全従事者数です。
工程1から3を各施設においてご検討・ご確認いただき、結果を以下の意向調査でご回答ください。
・意向調査サイト
・報告期限 令和3年2月19日(金曜日)
※市内の接種体制構築にあたり、全ての事業者の調査が必要ですので、必ずご回答ください。
※回答期限が短く申し訳ございません。
※ご回答いただいた意向調査結果を元に、今後の接種計画をお示ししていく予定です。
高齢者施設内で予防接種を希望するか否かを入所者に個別確認し、接種希望人数を確認してください。
予防接種を受けるか否かは任意ですので、本人の同意を得た場合のみ接種希望人数に加えるようにしてください。ただし、本人の意思確認が難しい場合は、家族や嘱託医等の協力を得ながら、同意を確認してください。
回答期限までに接種希望人数をご確認いただき、以下の方法で市へ報告してください。
※市への接種希望人数の報告後から接種実施日までの間に入所者の異動があった場合は、再度報告フォームからご報告ください。(同一施設から複数回答があった場合は、入力日が最新のものを報告結果とさせていただきます)
・報告様式 高齢者施設等入所者の接種希望人数報告フォーム別ウィンドウで開く(岡山市電子申請サービス)
・回答期限 令和3年3月2日(火曜日)
※施設内接種を実施しない高齢者施設も含め、全事業者からの回答が必要です。
施設従事者についても、高齢者への接種と同時期に接種を希望するか否かを個別に把握し、希望する方について施設従事者等優先接種予定者リスト(以下、「リスト」という。)を作成し報告してください。
施設従事者等優先接種予定者リスト作成用ファイル
・報告手続き 高齢者と同時期に接種を希望する施設従事者報告フォーム別ウィンドウで開く(岡山市電子申請サービス)
※こちらの報告フォームは、上記エクセルファイルに必要事項を入力し、添付して提出いただく様式です。
上記エクセルファイルをダウンロードして必要事項を入力した上で、報告フォームにお進みください。
・回答期限 令和3年3月2日(火曜日)
(1)高齢者施設は、接種を希望する従事者(以下「接種予定者」という。)が医療機関での接種を希望する場合
優先接種の対象である高齢者施設に従事していることの「証明書」を接種予定者本人に発行してください。
(2)接種予定者本人は、一般の住民と同様に住民票所在地の接種実施医療機関で接種してください。
接種時には、優先接種である「証明書」を接種券とともに接種実施医療機関に提出(提示)してください。
○優先的な接種の対象であることを証明する書類(高齢者施設従事者)
入所者と同時期に接種する施設従事者の接種券は、上記6のリストに基づき接種券付き予診票(2枚)を3月中旬以降に市から各施設に向けて送付しますので対象者に配布してください。
※工程2において、自施設にて接種医の調整が困難である施設について、3月中旬以降に岡山市と郡市医師会等で調整を行い、岡山市から該当する高齢者施設に連絡します。
接種を希望する入所者の接種券が手元に届いているか、確認を行ってください。
接種を希望する入所者及び施設従事者について、接種券と同時に予診票の様式を市から送付しますので、接種日(4月以降)までに予診票を記入してもらってください。
(1)嘱託医との確認事項
・接種場所の特定
・副反応などによる体調の変化の確認方法
※応急対応が可能な状態で観察するほか、事前に施設内で連絡体制を整えておく
・ワクチン必要数の通知
・2 回目の接種日・時間(1 回目以降、21 日間空ける)
(1)予防接種済証の保管
(2)接種者の健康観察