7. 本段南東の高石垣
宇喜多秀家が慶長2年(1597)までに築いた石垣で、加工を施さない自然石を用いている。隅角は岩盤の高まりに載っているが、西寄りでは石垣の基底が3メートル近くも埋まっていて、本来の高さは15.6メートルもある。関ヶ原合戦以前の石垣としては全国屈指の高さである。