坪田譲治を訪ねて

 童話 きつねとぶどう まえへつぎへもどる
紙芝居 2枚目
2 一時間待ちました。
おやぎつねは帰ってきません。
二時間待ちました。
まだ帰りません。
三時間待ちました。
それでも帰ってきませんでした。
こぎつねはとうとう
なきだしました。
「またおなかがすいてきたぁ。」
おやぎつねはどうしたのでしょう。
じつはその時、村へ行って
ぶどうを一ふさとってこようと
一生けんめいかけていました。
一つ山をこしました。
二つ山をこしました。
三つの山をこした時、やっと
ぶどうの村へつきました。

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