岡山の塔建築

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曹源寺三重塔

曹源寺は、岡山藩主後池田家の菩提寺として、綱政が父光政と高祖父信輝の菩提を弔(とむら)うため元禄年間に建立した臨済宗の寺院です。本堂裏には綱政以降の歴代藩主の墓所が営まれています。背後の高台には、元禄15年(1702)3月に完成した三重塔が建ち、組物形式には和様と禅宗様が混在し、邑久郡山田村(現:瀬戸内市邑久町)に本拠を置く邑久大工の作例です。

 

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