岡山の塔建築

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遍照寺多宝塔

重要文化財

三間多宝塔で本瓦葺。墨書銘文によって、慶長11年(1606)の建立。
岡山県下に現存する多宝塔のうち最も古く、桃山時代の様式を残す貴重な建造物と言われています。
昭和50年(1975)代に入って、笠岡市の都市計画事業により遍照寺は、末寺一院を現地に残して市街地外に分散移転し往時の姿は失われましたが、多宝塔だけがそのまま残されてかつての栄華の姿をとどめています。

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