治療後における、医師と患者の会話例 60才代医師・70才代患者 |
岡山弁 | 標準語 | |
患者 | 先生、ぼっけえもんじゃなあ。あねえん痛かったんが、はぁ良うなったが。このけえなら、いんでから、またごそごそ出来らあえ。くつれえだ。 | 先生、たいしたもんですな。あんなに痛かったのが、もう良くなった。このくらいなら、帰ってからまた一仕事できそうだ。ほっとした。 |
医師 | おえるもんか。薬が効いとるだけじゃ。二三日(にさんち)、おとなしゅうしとらにゃー、また大事(おおごと)をいかすぞな。 | だめだよ!薬が効いているだけだ。二〜三日はおとなしくしてないと、またたいへんなことになるぞ。 |
患者 | ほーかな。ほんなら、二三日(にさんち)ぁ、仕事をせっと、ゆうにしてえたほうがええな。 | そうかぁ。だったら、二〜三日は仕事をせずに、のんびりしていた方がいいな。 |
医師 | そーえー。ぼとぼと、いかれえよ。 | そうだよ。ゆっくり様子を見なさいよ。 |
岡山弁劇場