森を楽しむための注意

野外には注意が必要な生き物たちもいます。(冬は活動を休止しますが、十分気をつけてください。)

スズメバチのなかま(スズメバチ科)
木にできた穴や建物の壁などに大きな巣を造ります。コナラなどの樹液によく集まります。巣に近づいてはいけません。飛んできた場合、手で振り払ったりするのは極めて危険です。じっとしていればそのまま飛び去ります。刺された場合は、傷口を水で洗い、病院で手当を受けて下さい。(写真はスズメバチのなかまの巣 里山センターにも展示しています。)
スズメバチのなかま(スズメバチ科)

ニホンマムシ
他のヘビよりも太くて短く、銭型の斑点があります。昼間は草むらの中にいて、夜は小道などの開けたところにも出てきます。踏んだり、手にとったりすると咬まれます。見かけた場合は近づかないで下さい。また、草むらにはなるべく入らないようにして下さい。咬まれた場合はただちに救急に連絡し、安静にして下さい。
ニホンマムシ

ウルシのなかま(ヤマハゼ・ヌルデなど)
葉や樹皮の分泌物で、敏感な人は触れただけでかぶれたり、枝を燃やした煙が皮膚にふれて炎症をおこす場合もあります。疑わしい木には触れないようにして下さい。かぶれた場合には病院で手当を受けて下さい。(写真は紅葉したヤマハゼ)
ウルシのなかま(ヤマハゼ)