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米のなる木の歌詞
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 参勤交替の際、備前藩の荷担役が唄っていたといわれる道中唄。明和年間には成立していたと見られる「わたしゃ備前の岡山育ち・・・」の歌詞は、米どころ岡山の宣伝文句として全国的に有名です。大名行列の道中唄として用いられたため、街道沿いから各地に広まりましたが、曲節については、江戸後期の流行歌「よしこの」「二上り新内」等の影響を受けて岡山流の唄が定着したものといわれています。

 明治初期には、芝居、講談等で、御家騒動記「備前騒動・筆の命毛」が創作、上演され、牢獄場面で「米のなる木」を挿入歌としたため、多くの人々に知られるようになりました。


米のなる木 
わたしゃ備前の岡山育ち
米のなる木をまだ知らぬ
(ア ヨイショ ヨイショ ヨイショ ヨイショ)
備前岡山 住み良いところ
白いお飯(おまま)に鯛添えて
(ア ヨイショ ヨイショ ヨイショ ヨイショ)
岡山街々(まちまち) 夜更けて通りゃ
鼓・太鼓や三味(しゃみ)の音
(ア ヨイショ ヨイショ ヨイショ ヨイショ)
備前岡山 新太郎様が
江戸へござれば 雨が降る
(ア ヨイショ ヨイショ ヨイショ ヨイショ)

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