岡山の草花歳時記
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ポインセチア(トウダイグサ科) 和名:猩々木(ショウジョウボク)
 熱帯性花木・常緑広葉低木(メキシコ原産)
ポインセチアの写真 ポインセチアの写真

 購入時のチェックポイント
1. 茎が太く、苞の大きさがそろったもの。
2. 苞が平均して美しく着色したもの。
3. 葉色が濃く鮮明なもの。
4. 下葉の枯れ上がりがないもの。
5. 罹病や褐変した葉がないもの。

 鉢の置き場所
1. 4月中旬頃から9月下旬迄は戸外で管理し、日照時間が十分にとれる場所。
2. 9月下旬頃から4月中旬迄は室内で管理し、昼間は窓際など日当たりのよい場所に置き、夜間に寒くなるようなら温かい場所に移す。
3. 暖房器具の影響(高温)がない場所や冷たい風の当たらない場所。

 管理上の注意
1. 室内の昼間温度を摂氏25度以下、夜間温度を摂氏10度以上に維持する。
2. 過度な乾燥、過湿状態にしない(鉢皿に水を溜めない)。
3. 日照不足や肥料不足にしない。
4. 室内に取り込んだら、40日から50日の間、短日処理(夕方5時から翌朝8時まで)を行なう。

 栽培のポイント
1. 灌水は鉢土の表面がよく乾いてからたっぷりと与える。
2. 戸外に出したら緩効性の化成肥料を少し多めに与える。
3. 戸外に出すときに植替えを行なうが切り戻しをしておく。
4. 増殖は挿し木で行なうが6月頃に新芽を使う。

 ポインセチアの内緒話
和名は猩々木(ショウジョウボク)。朱紅色の小総苞を、猩々(タヌキに似た想像上の動物で、お酒が好きでいつも赤い顔をしている)の顔に見立てて名付けられたが、近年は小総苞の色が多彩(白、クリーム、ピンクなど)なので、はたしてこの名前が・・・。
 花言葉・・・「私の心は燃えている」「祝福」「情熱的な恋」
 12月3日の誕生花
《ちょっと脱線》
一般に花と呼んでいる赤色のものは、葉が変化した小総苞と呼ばれ花を保護する器官のことで、その真ん中で護られるように包まれてたくさんあるタネのようなものが花です。
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