岡山の草花歳時記
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7月
 6月は空梅雨かと思いきや台風が二つも上陸し、その後は雨の日が続いて梅雨らしくなりました。7月も引き続き梅雨の季節なので月間の降雨量が160ミリと多く、日照時間は180時間程度です。
 屋外の鉢植えに受け皿をしている場合は、梅雨のたまり水による根ぐされに注意して下さい。
今月の草花
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●エボルブルス
 7月半ばを過ぎる頃には梅雨も明け、アブラゼミが鳴き始めて本格的な夏になります。平均気温は摂氏27度、最高気温の平均値が31度を超え、最低気温の平均値に至っては24度と暑さが厳しく、特に今月の中旬以降に行なう屋外作業は汗びっしょりの状態です。
 庭ではサルビアポーチュラカユリアサガオが花を咲かせ、コリウスも賑わってきます。今月の作業はニチニチソウの植え付けやグラジオラスの植え込み、ペチュニアインパチェンスの花ガラ処理や追肥を行ないます。
 また、エボルブルス(アメリカンブルー)の苗も植え付け時期ですが、4月、5月に植えた株は枝が徒長して見苦しくなっていると思います。
枝を切り戻してやると、分枝が増え花数の多いまとまりのある株になります。勿論、切除した枝は挿し芽に使うと増殖が出来ます。
ワンポイント

7月半ばまでは高温多湿の日が続くので排水管理に注意を払い、逆に月の後半はガンガン照りの日が続きますから潅水管理に注意をする必要があります。
この時期は病気や虫害が発生し易いので、早期の発見と早期の処置が大切です。見逃したり遅れたりするとダメージが大きくなります。



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