犬島の海浜植物
ハマゴウ(ハマホウ、ハウ、ハマボウ、ハマシキミ、古名ハマハイ)(くまつづら科)

 海岸の砂地に生える落葉低木。茎は多数に枝分かれして地面をはい先端は立ち上がることも多い。葉の裏面は白っぽい。夏の頃に枝の先端にうす紫色の花を多数つける。実は香気があり薬用にもするという。
 名前は枝が砂浜の上をはう特徴を古名ハマハイが云いあてている。ホウもハウも「はう」を思わせる。牧野新日本植物図鑑では[日本名]方言ではホウとよびハマゴウはハマホウの転じたものであろうかと記している。
 
ハマゴウ(くまつづら科)

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