冬の鳥 カモメジョウビタキ
写真提供:日本野鳥の会岡山県支部 (画像をクリックすると拡大表示されます。)
「カモメ」ユリカモメ
 晩秋から冬に掛けて犬島の周囲には沢山のカモメたちがやって来ます。夏から居るウミネコに加え最も良く見かけるのがユリカモメです。ユリカモメは非常に人懐こい水鳥で船の上からパン屑を与えると直ぐに懐き船の後を付いて来るようになります。中には空中に投げたパン屑を直接空中キャッチする個体も居たりしてその仕種の可愛さに思わず歓喜することもあります。パン屑を食するのはユリカモメだけですので、時たまユリカモメの群れがキャーキャー騒ぎながら餌を捕食する姿を見て他のカモメもやって来るのですが、食べる物が違うよと言った様にその群れからは直ぐに離れて行きます。ウミネコ、ユリカモメの他のカモメたちはあまり陸に近づかないので、その種を判別しきれていないのですがセグロカモメやカモメ等を確認しています。


「ジョウビタキ」
ジョウビタキ 毎年10月15日前後に去年見かけた場所近くに決まって帰って来るのが、ジョウビタキです。雄は腹部のオレンジ色と背中の白い斑点が目立つスズメ位の小鳥です。ヒッ、ヒッ、と鳴き畑や庭先などの明るく開けた見通しの良い場所で1羽でその冬を過ごします。この時期に畑の耕しなどの作業をしていると直ぐ足元までやって来て出て来た虫を探しては捕食している姿は、何とも可愛い小鳥です。
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