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マスカット・オブ・アレキサンドリア
マスカット・オブ・アレキサンドリア
エメラルド色に輝く「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は味・香り・外観の美しさを兼ね備え、果物の女王と呼ばれています。

>>>岡山マスカット創始者のものがたり
試行錯誤の末に誕生したマスカット。
>>> マスカット栽培育成ゲーム
「ますかっち」
宝石のように大切に育てます。
歴史・現状
地中海沿岸、エジプトのアレキサンドリア港から世界に広まったことから、この名前が付けられたと言われています。
津高地区には明治19年に導入され、生産者の努力と恵まれた気候により、全国に誇る産地へと発展してきました。岡山市のある岡山県南部地方は日照時間が長く雨が少ないこと、強い風が吹かず台風の直撃が少ないことから、水分をきらい、温室を必要とするマスカットの栽培に適しています。市内では津高地区・一宮地区を中心に栽培され、生産量全国一を誇ります。
選び方・食べ方
おいしいマスカットは黄味がかったエメラルドグリーンをしており、果粉(実のまわりの白い粉)がきれいについています。緑色の軸は新鮮なものの証です。
保存は常温で、食べる直前に冷水でさっと洗っていただきます。皮と果肉の間においしさがつまってますので、皮ごと食べることをおすすめします。新鮮なマスカットは口の中へ放り込むと、ぱりっとはじけます。
データ
■栽培面積
岡山市 68ha
岡山県 159ha
全国 170ha
(平成13年産 特殊果樹生産動態等調査)
■温室ぶどうの栽培状況(マスカット・オブ・アレキサンドリア、グロー・コールマン合計)

結果樹面積(ha) 出荷量(t)
岡山市 100 1,370
岡山県 181 2,530
全国 194 2,700
(平成13年産 青果物生産出荷統計より)
■温室ぶどうの栽培面積地域別割合(マスカット・オブ・アレキサンドリア、グロー・コールマン合計)
津高地区41%、一宮地区41%、高松地区 6%、上道地区 6%、西大寺地区 3%、足守地区 1%、岡山地区 1%、妹尾地区 1%