セアカゴケグモとよく間違われる生きもの3.ゴホントゲザトウムシ
3.ゴホントゲザトウムシ
ゴホントゲザトウムシは、クモに近い、「ザトウムシ」という生きものの仲間です。5月~7月ごろにかけて、里山や、山の近くの民家などで見られます。日本の在来種で、毒等はありません。赤い色のダニ類に寄生されていることがあり、寄生されている姿がセアカゴケグモと混同されることがあります。
なお、ゴホントゲザトウムシは、鳥取県や愛媛県で準絶滅危惧種に指定されています。
ゴホントゲザトウムシ(イラスト)
ダニ類に寄生されたゴホントゲザトウムシ(イラスト)
見分けるポイント
1.体型
- セアカゴケグモはおなかが大きく、丸っこい体型です。
- ゴホントゲザトウムシは、横からみるとすこし平らで、円盤にちかい形をしています。
- セアカゴケグモは、頭と腹の境目が分かりやすく、全体的につるっとしています。
- ゴホントゲザトウムシは、頭がどこにあるのか分かりづらく、少し角ばっていて、ごつごつしています。
2.赤い模様
- セアカゴケグモのメスは、腹に大きな赤い模様があります。
- ゴホントゲザトウムシは、とげが少し赤い場合、ダニ類が寄生して楕円形の点々が不規則についている場合がありますが、セアカゴケグモのような、大きな赤い模様はありません。
3.比較イメージ
下の図はセアカゴケグモとゴホントゲザトウムシを比較したときのイメージ図です。上がセアカゴケグモメス、真ん中がゴホントゲザトウムシ、下がダニ類に寄生されたゴホントゲザトウムシです。
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