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2007年度(平成19年度)の活動紹介

ESD・環境活動発表交流会特別賞表彰式

ESD・環境活動発表交流会特別賞表彰式

2008.3.28@岡山市役所

平成20年2月3日に開催された「ESD・環境活動発表交流会」で学校や市民団体、事業所などが発表した、日頃から取り組んでいるESD・環境活動の中から、特徴的な活動について、市民の皆さんの投票結果などを参考に、「特別賞」を選定し、このたび表彰式を行いました。

受賞をされた団体は以下の6団体です。おめでとうございます。また、今後なお一層の活発な活動をよろしくお願いいたします。

岡山市立津島小学校
「みんなで学んだ!伝えた!がんばった賞」
子どもたちが、地域のさまざまな立場の人々から社会の現状や取り組み等を学び、自分たちで考えた解決法を、学校の枠を越えて家庭や地域社会で実践し、さらなる学びにつなげていった「地球環境プロジェクト」の活動が評価されました。

岡山県立津山工業高等学校
「思いやりの心と希望で広がる3R賞」
地域の学校や福祉施設、市民団体などと連携してバイオマス資源のリサイクルに取り組み、その成果を協働で岡山市内の公民館で発表し、交流と希望の輪を広げた「プロジェクトR」の活動が評価されました。

たけえだ・水辺の楽校
「未来の子どもたちに伝えたいふるさと賞」
建部町竹枝地区において、地域内外の人々の参加、協力を得て、「旭川かいぼり調査」をはじめとする子どももおとなも一緒に遊んで楽しめる企画を年間を通して工夫し、ふるさとへの愛着と人々のつながりを深め、豊かな自然とふるさと文化の継承に貢献したことが評価されました。

リサイクルの会
「次の世代に伝えたいあったか手づくりリサイクル賞」
廃油石鹸づくりや、牛乳パックをはがきにリサイクルしたり、新聞紙をブローチに加工したりなどの、誰にでもできて身近なリサイクルの取り組みを地道に継続し、生活レベルの親しみやすさで省資源のライフスタイルを啓発している姿勢が評価されました。

岡山市立吉備公民館
「暮らしは全部環境とつながっているスローライフ賞」
暮らし全部を環境問題ととらえて、7年前から継続して、地域のさまざまな人たちや団体、企業と一緒に、総合的なライフスタイルの変革を呼びかけ実践してきたことが評価されました。

岡山市立光南台公民館
「循環型社会の花を咲かせる笑顔賞」
児島半島の郡地区において農地の有効活用と資源循環を目指す「菜の花プロジェクト」の取り組みに公民館が連携し、地域の人々や学校と協力して意識啓発および行動化に貢献し、循環型の社会モデルをつくろうとしている姿勢が評価されました。


平成19年度第7回運営委員会

平成19年度第7回運営委員会

2008.3.21@岡山市役所

運営委員会を開催し、今年度(平成19年度)の活動の成果と課題を整理し、来年度(平成20年度)の活動方針について議論しました。


公民館職員のESD研修

公民館職員のESD研修

2008.3.11@岡山市立光南台公民館

公民館が取り組むESDの指針を決定すべく、公民館職員が活発な討論を行いました。


「ESD-J全国ミーティング2008」に参加

ESD-J全国ミーティング2008

2008.3.8~9@東京都

ESDに取り組むNPO、大学、行政関係者などが集い、それぞれの活動を互いに共有し、これからのESDのあり方や進め方を議論した全国ミーティングに参加しました。

基調講演では、「ESDの10年(DESD)」の実施推進機関であるユネスコのマーク・リッチモンド氏が、ESDの国際動向を紹介し、ESDを支える制度的な仕組みが整備されているヨーロッパ、北米、アジア太平洋地域の国では、DESDの進展が見られると分析しました。一方で、国や地域によって、ESDに対するアプローチやレベルはまちまちであるから、そうした異なった状況を受け入れ尊重することが重要であるとの報告もありました。これは、岡山での取り組みにも通じるところがあると思われます。


ESD-J全国ミーティング2008

ESDを推進する日本の関係省庁からのプレゼンテーションでは、国レベルの取り組みが紹介されました。2006年に「ESDの10年実施計画」を策定され、今年初めて円卓会議が開催されたこと、環境省が「ESDの10年促進事業」を開始し、文科省がユネスコスクール(※1)の飛躍的な拡大を目指すなど、実施計画の実施・実現に向けて少しずつ動きだした感があります。

また、平成24年度から適用される中学校の新学習指導要領の社会と理科に「持続可能な社会づくり・・・」という記述が入りそうです。喜ばしいことですが、一方で、ESDのことが特定の教科の一部に記述されるだけでは弱いという声もあり、学校全体でESDに取り組んでいる東雲小学校(東京都)の校長からは、「子どもたちが、ESDを意識しながら学ぶのと、ESDを知らずに各教科でばらばらに学ぶのとは学習効果が全然違う。だから、ESDの考え方を指導要領の根本に、例えば前文に記述するなどしてほしい。」という意見が出され、会場から大きな拍手が沸き起こりました。


ESD-J全国ミーティング2008

今回のミーティングには、全国のESD関係者が200名近く一堂に介していますから、もちろん岡山の取り組みも宣伝してきました。岡山からは、岡山大学ユネスコチェア、京山地区の岡山KEEP、そして岡山ESD推進協議会事務局の3者が参加。3者合同でパネル展示を行い、事例発表をしてきました。中でも、ユネスコチェア(※2)に認定されている国内の数大学の中で、ESDをテーマとしているのは岡山大学だけというのは相当インパクトがあったと思います。

全国のESD推進団体をゆるやかに繋ぐNPOであるESD-Jは、「2008年度は、これまでの活動成果を整理し、ESDを目に見える形で理論化、政策化していく1年。」とし、その動向が注目されます。ESDの推進という共通の目標を持つ岡山からも、ESDを目に見える形にすることに貢献していきたいと思います。

※1 ユネスコスクール
ユネスコが推し進めている理念を学校現場で実践するプロジェクト。従来は、ユネスコ共同学校とも呼んでいた。現在の日本の加盟校は24校。ユネスコは「ESDの10年」の国際的な推進機関とされているので、ユネスコスクールが増えることで、学校現場でのESD(文科省は“持続発展教育”と呼んでいる)の普及促進が期待できる。

※2 ユネスコチェア
高等教育機関における教育・研究を大学間ネットワークの中で推進し,国境を越えた知識の交換を促すことを目的とするユネスコのプログラム。岡山大学は2007年に認定された。


「アジアESD・RCE若者会議 in 仙台」に参加

「アジアESD・RCE若者会議 in 仙台」に参加

2008.2.16~17@仙台市宮城教育大学

アジアの各地でESD活動を行っている若者が集い、それぞれの活動を発表し、ワークショップなどを通じてESDに対する考えなどを共有する「若者会議」が仙台で開催されました。

<岡山理科大学環境サークル「エコまっしぐら」代表の松永孝治さんのレポートです>
岡山からは、ノートルダム清心女子大学、岡山大学、岡山理科大学から5名が参加しました。この会議は、各地でESD活動を行っている若者が集い、それぞれの活動を発表したり、ワークショップなどを通じてESDに対する考えなどを共有するもので、「アジア若者会議」という名の通り、海外からフィリピン、インドネシア、韓国、キルギスタン、マレーシアの5カ国、国内から仙台、横浜、中部、兵庫―神戸、岡山、北九州の6地域から計50名の参加がありました。

16日は国連大学高等研究所の名執さんの基調講演、海外の活動発表がありました。海外の発表では、韓国のように経済の発展した国もあれば、キルギスタンのように経済的にはあまり発展しておらず、人口密度も大変低い国もあり、国の経済状況や事情によって、まったく違った活動が行われており、新鮮に感じました。特に印象に残ったのはキルギスタンの発表でした。

キルギスタンは、日本と同程度の面積ですが、山がとても多く人口密度が1平方kmに26人ととても低い国です。この国では2005年に社会主義から資本主義への転換が起こったことなどから失業率が上がり、最高で40.8%にもなったそうです。このような経済的に危機ともいえる状況においても、持続可能な開発を実現させるための教育を大きく広め、山の自然を守っていこうという姿勢に強く感動し、岡山でもESD活動をもっと広めていこうと思いました。また発表の後には交流会があり、国内外の方々や文部科学省の方とも話をすることができ、とても意義深い時間が過ごせました。

17日の午前は、参加者全員で「若者の考える持続可能な社会とは?」というテーマで、ワークショップを行いました。「1.接続可能な社会とは?」 「2.若者にESDを推進するための方策と問題点」のふたつのグループワークでした。その中でリサイクルや省エネ、一般の人や子供たちに対しての啓発活動など、今後取り組むべきいろいろな課題についての意見がたくさん出されました。


「アジアESD・RCE若者会議 in 仙台」に参加

午後からは国内の発表でした。国内の活動も土地によってさまざまでした。話を聞いていて、どこの地域でも団体ごとに活動は行っていますが、横のつながりが少ないという問題がありました。唯一横浜RCEがこういった団体同士のネットワーク形成がうまくできているということで、私たち岡山もそれを見習わなければならないと思いました。

この会議に参加して、私自身のESDに対する考え方が少し変わった気がします。ESDについてもっと自分のこととしてよく考え、自分の関わるサークルを通して活動を行っていこうとより強く思えるようになりました。また、全体の課題であるネットワークの形成も促進していこうと思います。手始めに、今回岡山から参加した岡大・清心・理大での連携や若者会議で知り合うことができた国内・海外の方々とも連携していきたいと思います。


第1回国内RCE実務担当者会議

第1回国内RCE実務担当者会議

2008.2.4@ピュアリティまきび

日本国内の6つのRCE(国連大学が認定するESDの地域拠点)の実務担当者が集まっての初めての連絡会議が開かれました。各地の取り組み事例や悩みが率直に話され、ESDという同じ目標に向かってお互いに相談しながら頑張っていくことを確認できた有意義な会議でした。

ご存じのとおり、岡山地域は平成17年に国連大学から、仙台とともに初のRCEのひとつに認定されましたが、現在RCEは、世界の47カ所、国内では横浜、北九州、兵庫-神戸、中部を含めた6カ所に増えています。今年から世界ではアジア、ヨーロッパやアメリカなど地域別の会議が開かれるようになってきていますが、同じ言語と土壌を前提として話し合える日本のRCE同士が情報交換するのは今回が初めてでした。


会議のテーマは、「ESDを人々にどうやって伝えるか」「他の組織との協働や連携をどう進めるか」「学校教育とどうやって連携するか」など、どの地域でも課題となっているものばかりです。各地での悩みや取り組み事例が率直に出されたのでとても参考になりました。その中からの紹介です。

RCE北九州では、ESD活動を表すニックネームを1等5万円で募集したところ、全国から1,650件の応募があったそうです。そしてネーミングは「未来パレット」に決定!ほかにも映画の上映会、ブログ形式のHP、ESDをわかりやすく伝えることのできる人を育てる研修会などを行っているとのことでした。


第1回国内RCE実務担当者会議

一方、仙台では公教育との連携についてプログラム開発の取り組みが行われていました。市民団体等を対象に学校で使えるプログラムを公募し、選ばれたものをさらに教育の専門家が加わって改良します。そしてその団体にはESD研修を義務づけた上で、次年度からそのプログラムを出前講座する取り組みを行っていました。市民団体にも学校にもメリットのある取り組みだと感心しました。

また、各RCE共通の課題としては、世界レベルで連携してESDを推進していくためには外国語での情報交換が不可欠となりますが、国内RCEで協力して翻訳するなどして言語の壁に立ち向かっていくことを確認しました。


第1回国内RCE実務担当者会議

今回の会議で、顔を合わせたことで、同じ目標に取り組むものとしての仲間意識が芽生え、困ったときには相談しあえる関係ができたように思います。このことは、RCEだけでなく、岡山地域内での活動でもあてはまることだと思うので、今後も交流の機会を工夫していきたいと思います。


ESD・環境活動発表交流会

ESD・環境活動発表交流会

2008.2.3@岡山大学創立50周年記念館

これまでに実践したESD活動を持ち寄り共有することで、今後の更なる発展に繋げていくため、初めての活動発表交流会が開催されました。当日は10の団体が活動事例を披露したとともに、RCE北九州の取り組みも紹介されました。

また特別講演では、東京工業大学の桑子敏雄教授が、現代の合意形成プロセスのあり方について示唆に富んだ興味深いお話をされました。

<岡山大学環境理工学部2回生・川本望美さんのレポートです>
メインとなるパワーポイント等を用いた事例発表では、小中高などの教育機関はもちろん、公民館や地元NPO、企業からの参加発表もあり、それぞれの活動を熱く発表していました。公共機関や教育機関に留まらずESDが浸透していることに驚きました。

活動報告の中で私が一番素晴らしいと感じたのは、「たけえだ水辺の楽校」です。この団体は、竹枝小学校を中心に保護者や地域住民を巻き込みふるさとの自然や食を伝える活動をしています。毎月その季節に合った野外活動、食事作りを、子どもだけでなく大人も巻きこみ地域をあげて行っている点が感銘を受けました。まさに、この活動そのものがESDの手本だな、と思いました。

ロビーでは、活動パネル展が行われ、約50団体の活動が紹介されていました。また、石山公園で青空喫茶を開いているまちづかい塾のみなさんによる特別出張カフェがとても良い雰囲気で、振舞われるお茶やコーヒーを片手にあちこちで会話が交わされ交流に花が咲いていました。

すべての団体に共通していることは、「地域をあげて」や「子どもはもちろん、でも大人も」というスタンスではないかと、私は感じました。ただちょっと残念なことは、子どもや若者の参加が少なかったことです。カンボジアの学生が発表をしていたり、交流会の中でも数人中高校生らしき子どもたちを見かけたりしましたが、せっかく岡山大学内で開催されたので、今後は大学生の参加がもっと増えるといいなと思いました。

環境問題は科学的な部分だけでは乗り越えられない問題がたくさんあります。そうした問題を補うのがESDだったり、地域での活動だったり、環境教育なんだ、ということを再確認しました。岡山はとてもESDの進んだ都市だと感じました。このまま活動を拡大させ、ESD先進都市となって日本を先導する存在になって欲しい、また自分もそれに参加したい、と思います。


「生涯学習おもちゃ箱in岡山ドーム」ESDブース

「生涯学習おもちゃ箱in岡山ドーム」ESDブース

2007.11.2~3@岡山ドーム

平成19年11月、第19回全国生涯学習フェスティバル(まなびピア)が、岡山県内各地で開催されました。岡山市では「生涯学習おもちゃ箱in岡山ドーム」が11月2日、3日に行われました。会場の岡山ドームには、ESD、環境、健康、子育て、高齢者、文化芸術その他、様々な分野のブースが用意され、2日間で約34,500名の方が訪れました。「ESD」「環境」ブースは、岡山市の関係課に加えて、日ごろから、ESDや環境問題に取り組んでいる市民団体や、学校関係の方々の協力でできたものです。当日は2日間で中学生高校生大学生も含めて総勢93名のスタッフが関わりました。

<楽しみながらESDを知り学ぶ>
このイベントに向け、参加団体の方が集まり両ブースのコンセプトを話し合い、それにそった内容の展示や体験コーナーが用意されました。両ブースを周ることで、「ESDとは何か?」「地球と岡山の環境」について気づき「持続可能なライフスタイル」「いろいろな取り組み」を知り、最後に自分にできることは何かを考えるという流れです。子どもにも楽しめる内容がたくさんあり、手作り体験や、ゲーム、クイズなどには、終日たくさんの方が訪れました。特に屋外で実施した使用済みてんぷら油を燃料としたBDFカート試乗はたいへんな人気ぶりでした。子どもたちにとっては、楽しみながらESDを知り、環境について考えるきっかけとなったことでしょう。

<互いの取り組みを知る良い機会>
3メートルを超える「ESDタワー」や、日本人が一日に出すCO2量を表した赤い風船、岡山に生息する淡水魚の水槽展示など視覚的に分かりやすいブースでした。 ブースを訪れた方に書いてもらった「地球と子どもたちの未来のために、今、私たちができること」のメッセージの葉を貼った木にはたくさんの思いが集まりました。このまなびピアでは、訪れた方との交流はもちろん、各参加団体にとってもお互いの取り組みを知るいい機会になりました。


Kominkanサミットin Okayama

Kominkanサミットin Okayama

2007.10.27~11.3@岡山大学

岡山大学、岡山県国際交流団体協議会が今回初めて開催した「Kominkaサミットin Okayama」。岡山の公民館の活動が、ESD(持続可能な開発のための教育)推進に果たす役割が高く評価され、国連教育科学文化機関、ユネスコ・アジア太平洋事務所、ユネスコアジア文化センター、岡山ESD推進協議会と共に公民館について多くの議論がなされました。

公民館は、地域の活動をつなぎ、世代間の交流コミュニケーションの場としても重要であり、CLCに日本の公民館の制度を活用できることなどを話し合いました。ESD活動を広げていくには、地域が大切であること、自然や歴史、文化を大切にしながら、人と人がつながり、地域づくりを通して、市民や住民の主体的な学習活動が重要であることなど、多くの共通点も見出すことができました。

現在は、地球規模の問題を先進国と途上国がともに共有せざるを得ない状況にあります。今回のサミットで得た経験を生かし、公民館/CLC活動を通してアジアにおける連携を強め、世界が現在抱えている格差や貧困、環境破壊、民族紛争、ジェンダーなど多くの問題について地域レベルで話し合い、理解しあう関係を作っていきたいと思います。この公民館サミットの経験を共有し「岡山宣言」を出すことができたことも大きな成果でした。

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「ESDと地域づくりに関する公民館とコミュニティーラーニングセンターの役割に関する岡山宣言」(日本語版:仮訳より一部抜粋)

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我々は日本の公民館とそのほかのアジア・太平洋諸国におけるCLC(コミュニティーラーニングセンター)は、その社会、経済、歴史、地理上の違いを反映し、その活動は異なっているように見えるが、その機能や役割は同様であることに同意した。
・・・
公民館/CLCは、地域づくりのためのグループ活動を促進することにより、地域における情報や学習の拠点として機能し、持続可能な将来に向けて人々の行動変容を起こすことが期待される。
・・・
政府機関は政策を作成し必要な資源を投入することができ、一方NGOや市民社会は地域における触媒としての役割を果たすことができる。学術機関や教育機関は研究を通して公民館/CLCを支援することができる一方、その活動に参加することにより学習の機会を得ることができる。民間部門(企業)も社会貢献活動として専門的技術、人材、資源を提供することができる。
・・・
あらゆるレベルにおいて関係者の間での連携や結びつきを高めることが求められる。公民館/CLC連盟や姉妹公民館/CLC運動を国際的、全国、県、地区レベルで構築する必要がある。このような結びつきにより、連携や共通テーマの共有が進み持続可能な開発や世界平和をもたらすことにつながると考えられる。


「第2回国際RCE会議 in マレーシア・ペナン島」に出席

「第2回国際RCE会議 in マレーシア・ペナン島」に出席

2007.8.7~8@マレーシア・ペナン島

2007年8月7日~8日マレーシアのペナン島で、第2回国際RCE会議が開催されました。(1回目は昨年横浜で開催)岡山を代表して岡山ESD推進協議会の青山会長とともに出席したので主な内容を報告します。

2005年から「国連ESDの10年」が始まり、岡山地域は同年6月に国連大学から世界最初のRCE(ESDの地域拠点)のひとつに認定されています。岡山地域では「岡山ESDプロジェクト」という名前でESDを推進していますが、国連大学の枠組みの中では「RCE岡山」という位置づけになります。今回の会議では、35に増えたRCEの代表者と、会議の前日に新たに認定された15のRCE関係者、ESDの専門家たち約120人が参加しました。アジア・アフリカ・ヨーロッパ・アメリカ大陸と国籍はさまざまです。

RCEのリーダーシップの必要性とRCE同士のネットワークの強化
ホストとなったペナンのマレーシア科学大学は、最初に認定されたRCEのひとつで、大学を中心にエコキャンパスづくりやバナナの茎から紙をつくるバナナプロジェクトなどに取り組んでいます。(確かに自然に囲まれた美しいキャンパスで、参加者のひとりが1mのイグアナを見たとの証言あり!)
会議ではさまざまなRCEの抱える課題について討議が行われましたが、強調されたのは、RCEのリーダーシップの必要性とRCE同士のネットワークの強化です。それぞれのRCEは独自性を保ち、抱える課題もさまざまですが、持続可能な社会づくりを目指すという点では共通しています。それぞれの優良事例にお互いが学びあうことにより、各地の抱える課題解決につなげることが期待されています。

世界中どこにいてもアクセスできる「持続可能な社会づくりのためのデータベース」
また、今回の会議では「グローバルラーニングスペース(GLS)の構築」が大きく取り上げられていました。国連大学は、DESD(国連持続可能な開発のための教育の10年)の目標のひとつである「すべての人に良質な教育を」を達成するため、グローバルラーニングスペースの構築を目標としていますが、そのためのシステムが、昨年に比べてかなり進展したことが紹介されました。世界中どこにいてもアクセスできる「持続可能な社会づくりのためのデータベース」として、世界各地のRCEが発信する情報共有スペースと意見交換の場が用意されることになっています。

日本人の環境に対する意識の高さに高い関心が
分科会やアジア太平洋地域のミーティングでの意見交換では、クールビズなどに象徴されるように日本人の環境に対する意識の高さと環境に配慮したライフスタイルの実施状況についてアジアのRCEから高い関心を持たれました。実際、ペナンではどこも寒いくらい冷房が効いていたのですが、設定温度が15~20度と聞きびっくりしました。マレーシアだけでなくタイやインドネシアの人たちからも、政府がいくら音頭をとっても省エネ意識が広がらないという嘆きを聞きました。ネクタイをしないのはカッコが悪いとか、バイク通勤だと汗だらけになってシャワーがいるから車で通勤するといった意見が幅を効かせているのだそうです。
また、岡山の小学校の先生から希望が出ている子ども同士の交流事業について、数カ国のRCEに打診してみました。特に発展途上国の小中学校の子どもたちと岡山の子どもたちがEメールを使って環境や国際理解などについて意見交換できないかという提案です。アジア・アフリカのRCE関係者から前向きな回答が得られたので、来春までに準備をし、取り組んでいきたいと考えています。関心のある方はぜひご連絡ください。

国内はもとより、海外へも積極的に英語で情報発信・情報交換を
今回新たに、中部地域と兵庫(神戸)地域が認定されたことで、国内のRCEは従来の仙台、岡山、横浜、北九州と合わせて6地域になりましたので、国内での連携・情報交換を強化していきたいと思っています。さらに、せっかくよい取り組みをしていても日本語では外国の人に伝わりません。国内での情報発信はもちろん、今後は英語での情報発信・情報交換にも力を入れていく必要があることを感じました。そのためにも事務局としても重点取組組織の活動内容を取材して発信できるようにしていきたいと思いますので、どうぞご協力お願いします。



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