日応寺(笹ヶ瀬川上流)  
位置図 どんなところ
 
笹ヶ瀬川の源流域に位置し、標高300〜400mの地域です。起伏の緩やかな高原地域で、早くから開け、日応寺を中心とした里山地域となっています。
 
高原であったため、ゴルフ場や岡山空港をはじめ、道路整備など大規模な改変がなされ、交通が便利になっています。また、緩やかな斜面を中心に果樹園整備もなされています。

 日応寺自然の森は、少年自然の家の周囲に広がる約162fの広大な森で、ハイキングや自然観察コースなどが整備されています。
 
 渡り鳥の通り道にもなっており、タカの渡りも見られるほか、トキソウ・サギソウなどの珍しい植物や、日本で一番小さなハッチョウトンボなどが飛ぶ湿原もあります。 
地形分類図 地域の自然について
 
 日応寺周辺は、児島湖に流入する笹ヶ瀬川の最上流域、少年自然の家は旭川に流入する三谷川の源流域に位置します。標高約400mの十二本木山から緩やかに連なる丘陵地や小さな谷底平野からなります。

 山地・丘陵地は、花崗岩や閃緑岩質岩石の深成岩からなり、尾根の緩やかな斜面に礫がち堆積物が残るなど、高原地形となっています。

 山地の緩やかな尾根部等には、果樹園が整備されているほか、隣接地などでは、空港やゴルフ場など大規模な改変がなされました。

 植生は、コバノミツバツツジ-アカマツ群集を主とした山林からなりますが、湿原等が残り、希少な植物やハッチョウトンボ、カスミサンショウウオなどの希少な生物をはじめ、タカの渡りなども見られます。 
地質図                      植生図(概要)
日応寺(地質図)
凡例(地質図)
IMG_2072
土地利用図 地域の歴史や社会環境
 
 岡山市中心市街と北西部の吉備高原都市のほぼ中間に位置し、高原であったため、岡山空港が建設・開港しています。
 あわせて、県道岡山賀陽線などの道路整備がされるなど、交通利便性の高い地域となっています。
 周辺にゴルフ場が開発され、大規模な果樹園が整備されるなど、地域の自然環境も大きく変化してきています。

 日応寺には、鎌倉時代前期に作られた木造の不動明王立像や毘沙門天立像が祭られ、国指定文化財となっています。
 1377年に作成された梵鐘や江戸時代初期の様式を示す日応寺番神堂など県指定文化財があります。
 また、クロガネモチ、イチョウの保存樹もあります。
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