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平成27年11月24日市長記者会見

平成27年11月24日市長記者会見要旨

議題
・路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて
・11月定例市議会提出の主な議案について
・「ESD岡山アワード2015」の授賞事業決定について
・岡山市コミュニティサイクル「ももちゃり」の拡充について

路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて

会見する大森市長

 皆さんおはようございます。
 まず最初に、本日10時30分より開催する第4回の路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画案調査検討会に提示する岡山市の計画案について申し上げます。
 まず、路面電車の岡山駅前広場乗り入れについては、昨年度より公共交通の利便性向上と中心市街地の回遊性向上を目的に検討を行ってまいりました。検討に当たりまして乗り入れパターンとして、まずはじめに駅を利用される市民や観光客の方にとって最も利便性向上が図られる平面乗り入れを考えました。駅前交差点の交通処理や地下街への影響など課題を考慮する中で平面乗り入れが困難な場合を考えまして、高架乗り入れ、地下乗り入れ、さらに歩行者デッキを加えて検討に着手し、平面乗り入れ、デッキ直線型、デッキ円型の3類型まで計画案を絞り込んだところでございます。最も利便性の向上が図られる平面乗り入れについては、駅前交差点の交通処理や地下街への影響、乗り入れの運行本数の確保などの技術的課題について、軌道事業者や県警等とともに具体の協議・検討を進めてまいりました。その主な結果といたしましては、駅前交差点の交通処理については、市として交差点の信号のパターンをもとに計算すると、交通処理は可能であると考えました。この市の考えにつきまして、県警としては否定はしない。否定しないが、交通処理能力の低下による影響に対して今後、協議・検討を進めることを確認しているところでございます。地下街への影響については、柱、はりの補強を講じることで路面電車の荷重に耐えられると考えました。路面電車の運行については、広場内の路面電車乗り場を3カ所にすることで、通常の運行に支障のない本数が乗り入れ可能と考えたところでございます。3カ所というのは、資料の3ページの図のようなものです。ちなみに、2ページが最初の2カ所の案でした。これらの結果から、技術的な課題について一定の整理ができたため、コストや費用対効果の面でも有利である平面乗り入れを本日の調査検討会に市の計画案として提示することといたしました。
 今後は、この平面乗り入れ案をベースに調査検討会や市議会での議論を行うとともに、必要に応じバス事業者、商店街など関係者の皆様をはじめとして広く市民の皆様からもご意見をお伺いし、来年度の予算編成に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。あわせまして、路面電車の乗り入れを契機に岡山の玄関口にふさわしい駅前広場のあり方について、乗り入れ後のにぎわい、また憩いの空間を確保することや景観の向上に努めなければならないと思っております。これが1点目ですが、2点目としては駅前商店街等の駅周辺のにぎわいを増すための歩行者動線の確保、これは駅前商店街の方も平面乗り入れが実現したときに商店街への影響というのを考えられて、いろいろと苦慮されているというお話も伺っているところであります。我々としては1点目の乗り入れ後のにぎわいの確保、そして商店街等への歩行者動線の確保、こういったことが必要ではないかと思っております。これらの観点から、駅前広場のさらなる魅力向上に向けて検討してまいりたいと思います。
 なお、並行して検討してきた歩行者デッキについては、駅周辺の商店街等への歩行者のスムーズな移動や安全性の確保などから有効であるという声も伺っているところです。将来的な選択肢の一つとして今後も検討してまいりたいと考えております。
 詳細については、本日の調査検討会において担当より説明をさせます。


11月定例市議会提出の主な議案について

・岡山市協働のまちづくり条例
  2つ目の議題でございます。11月の定例議会に提出する議案のうち、主なものについてお手元の資料に沿って概略を説明いたします。
 まず、岡山市協働のまちづくり条例の制定でございます。
 平成12年に制定した現行条例を、制定当時と比べ飛躍的に広がった市民活動や持続可能な地域づくりの機運の高まりを受けて、全面改正することとしたものでございます。この条例は、NPO法人の代表等でつくる岡山市NPO協働推進協議会が中心となって条例を考えるフォーラムやアンケートを行い、1年がかりで市民の意見をまとめ、ご提案いただいた市民案を尊重して策定しました。市民協働で策定した市民協働推進の条例です。現行条例が非営利公益活動を支援することのみを目的としたものであることを改め、多様な主体が協働して社会課題の解決に取り組むことといたしました。また、協働を推進するため、地域拠点機能の強化や交流機会の提供、コーディネート機関など具体的な推進施策を想定し、推進本部を設置し、関係各課に協働推進員を配置することにより市民の皆様からの協働提案を受けるとともに、各課の施策の協働の可能性を検討してまいりたいと思っております。職員の意識の改革も求められるものと考えます。多様な主体が地域づくりの当事者として協働し、みんなが力を発揮できる地域社会を築いていくために、本条例がその原動力となるよう市民の皆様と一緒に活かしてまいりたいと考えております。
 
・岡山市空家等の適切な管理の促進に関する条例
  次に、岡山市空家等の適切な管理の促進に関する条例の制定についてご説明いたします。
 この条例は、本年5月に全面施行された空家対策の特措法を円滑に、また公平に運用するとともに、特措法を補完する取り組みを法と一体的な運用のもとに進めるために制定するもので、その内容はお配りしている資料のとおりでございます。これまでも適切な管理が行われていない空き家については、関係法令に基づきできる限りの指導を行ってきたところですが、結果的に是正には至っていないケースや、是正はできても非常に長い期間を要したケースも少なくありませんでした。こうした状況を受け、来年1月1日からのこの条例を施行し、空家対策の特措法に基づく指導、勧告、命令、代執行といった措置を適切に実施することに加え、条例に基づいて危険な状態が切迫している場合の応急措置を講ずることで市民の安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えております。
 現在、岡山市では空き家の実態を把握するための調査を独自に行っているところですが、このたび取りまとめた中間報告によると、空き家の総数は約8,700棟、建物の棟数による空家率は約2.3%です。このうち建物全体の損傷が激しく倒壊の危険性があると考えられるものが約750棟、建物全体に損傷が及び、そのまま放置すれば近く倒壊の危険性が高まるものと考えられるものも約1,260棟に上ることが明らかになりました。ちなみに、2.3%という数字が今まで耳にされた数字とあまりに違うんじゃないかと思っておられる方がいるんじゃないかなあと思いますが、今まで岡山市の空家率は15.7%という数字を使っていました。これは、住戸数一戸一戸、戸数単位で見ると、例えばアパートの中の一つの部屋があいても空き家とみなしていたわけで、今回の2.3%というのは棟数、アパート全体が空き家になっていない限りは、一つの部屋があいていてもカウントされないということで、全体としては相当小さい数字になっているところです。ご参考までに。
 また、この実態調査では、個々の空き家の所在地、老朽危険度、周囲への影響度等を盛り込んだデータベースを構築することとしております。条例施行後、できるだけ速やかにこのデータベースを活用して、まずは本実態調査で最も危険度が高いとされた約750棟の空き家から順次、周囲へ影響が及ぶと考えられるものの抽出に着手する予定です。その上で、優先度の高いものから立入調査を行って建物の老朽危険度等の精査を行うとともに、所有者等を特定でき次第、特措法に基づく指導を開始したいと考えております。さらに、1月末を予定している実態調査の最終報告では空き家の分布状況も明らかになってまいります。市では、本年度中に空き家対策を総合的かつ計画的に進めるための対策計画を策定する予定ですが、その空き家の分布状況を踏まえて対策の重点対象地区を設けるとともに、所有者等による空き家の適切な管理を促進するための支援や、空き家またはその跡地の活用に必要な施策などについても着実に実施してまいりたいと考えております。

「ESD岡山アワード2015」の授賞事業決定について

 続きまして、ESD岡山アワード2015の受賞事業を決定しましたのでご報告申し上げます。
 ESD岡山アワードは、国内、さらには海外のESDの優良事例を顕彰することでESDの見える化などを行い、世界におけるESDの普及、発展に貢献することを目的に、今年度から新たに始めたものでございます。ユネスコの日本ESD賞と並ぶESD推進のための表彰制度として、ユネスコや海外の地域からも大きな注目を浴びているところでございます。国内外を対象としたグローバル賞は海外27カ国29件を含む世界各地から50件、岡山県内を対象とした岡山地域賞には30件という予想を上回る応募をいただく中で、それぞれ2件の受賞を決定したところでございます。まず、グローバル賞については、バングラデシュのNGOであるダッカ・アーサニア・ミッションによる「マングローブをはじめとした森林伐採による気候変動、自然災害に対応するため一定の生活支援を行いながら環境・防災教育、職業訓練プログラム等を実施する持続可能な開発に向けた多様な取組」、これが1つです。2つ目としては、「カンボジア農村地域におけるコミュニティ図書館(CLC)事業」に決定いたしました。また、岡山地域賞は、岡山市京山地区ESD推進協議会の「岡山市京山地区ESDプロジェクト」と岡山県立和気閑谷高等学校の「和気閑谷高校 高校魅力化事業」に決定しました。いずれも地域を拠点としたESDのリーディングケースとして先導となる事業であることが評価されたものと聞いております。
 なお、受賞事業の詳細はお手元の資料をご覧いただければと思います。
 この贈呈式及び記念行事を12月13日に開催することとしております。今後ともこうした世界や地域のすぐれた取り組みを岡山市からしっかりと情報発信することにより、世界のESDの推進に貢献していきたいと考えております。

岡山市コミュニティサイクル「ももちゃり」の拡充について

 最後ですが、ももちゃりの拡充について申し上げます。
 本年度の西口エリア等への拡充については、9月7日に岡山駅西口及び岡山大学に6カ所増設し、計31カ所のサイクルポートで運用しているところですが、新たに増設する箇所が決定しましたのでお知らせいたします。
 増設するサイクルポートは、西口エリアでは岡山県総合グラウンド、済生会ライフケアセンター、奉還町二丁目の3カ所、市役所本庁舎東の郵便貯金事務センター跡地の1カ所、計4カ所でございます。現在、施設管理者と詳細な協議を進め、設計を行っているところです。日時については、まだ詳細なものは決まっておりませんが、この市役所隣の郵便貯金事務センターの跡地では年内を目標に、また西口のエリア3カ所については来年の2月を目標に整備を進めております。詳しいポートの位置は、お配りしている資料にお示しをしているとおりです。今回の増設により、西口エリアの利便性の向上と中心市街地全体の回遊性向上を図り、人と環境にやさしい交通体系の実現、街中のにぎわい創出、都市のイメージアップにつなげてまいりたいと考えております。

質疑応答

会見する大森市長

○記者
 路面電車についてお伺いしたいと思います。
 今まで、ここで市としての最終案を決めるというような言い方をなさっていたと思うんです。今回、この後にある検討会へ提示する計画案を決めたんだというか、ちょっとトーンが弱まっているような気もするんです。そのあたりいかがですか。
 
○市長
 最終計画案というのをどういうふうに感じられたか、ちょっと言い方、定義が明確ではなかったかもしれませんが、ここで決めたものを一歩も変えないということでは当然ないわけでして、いろんな市民の声を聞きながら考え、計画については練っていかなければならないというのが当然であろうと思います。まず、来年度予算の提出は2月議会になるわけでして、それまで我々としては予算をどういうふうに組んでいくのかということを慎重に検討しながら対応していきたいと思っているところです。ただ、我々としてどれでいくべきかということは相当議論をさせていただきました。経緯も今、お話を申し上げているところでありまして、平面乗り入れについて技術的な課題というのは何とか対応できるということが我々なりに判断できましたので、これについて市の案として今日、調査検討会に出させていただく。それをもって、これから調査検討会での議論もそうですが、11月議会も始まります。そのほかにさまざまな市民の方からのご意見もあればもちろん頂戴して、次の予算案の編成に向けて議論させていただく、そういう趣旨でありまして、私としては後退したという感じではないわけです。
 
○記者
 となると、来年度の予算は設計とかそれに向けた準備とかの話になってくると思うんですが、少し気が早いんですが、着工イメージとか完成イメージとか、これがいわゆる形となって姿をあらわしてくるのはいつごろと今お考えでしょうか。
 
○市長
 そうですね、まだ今日の段階ではそのスケジュールについては整理できておりません。本来であればスケジュールの整理もやらせていただいて、この案に盛り込めれば一番よかったんでしょうけれども、これについては議会で来年度、基本計画ということになるのかどうか、それもこれから議論していかなきゃいけないわけです。将来的なスケジュールもイメージしながら提案させていただくということになろうかと思います。もう少しお待ちいただければと思います。
 
○記者
 途中の検討段階で、交差点が一つネックにあるので、今のピーク時22本という運行本数が全部駅までは入らないかもしれないというような議論もあったかと思うんですが、そのあたりほぼこれで大丈夫となるような感じでしょうか。
 
○市長
 先ほど言いましたように、路面電車の乗り場を2つから3つに変えたということで、相当数の本数が入ってこられるということにはなっております。ただ、具体的に運行計画をどうするのか、今のピーク時も相当数走っていますから、それを全部入れるのかどうか、こういったことについては事業者とこれから調整していかなければならないと思っています。まだそこも確定しておりません。
 
○記者
 先ほどの費用対効果とコストのことで、コストに関してはこれまでの経過を私ども拝見しているんですけど、どのぐらいデッキと比べて平面案が有利なのか。
 
○市長
 これから調査検討会で費用対効果についても出させていただこうと思っております。費用の出し方っていうのはある程度一定なんですけど、便益というのはいろんな考え方があります。今、日本で一般的に行われているのは時間短縮効果というものですが、それを便益とした場合、平面乗り入れ案は3.00です。デッキ案の直線型で最も高いものが1.56となっております。そういう面ではB/Cは大きな効果を、他のものに比べて平面乗り入れのほうがいいものとなっているところであります。
 
○記者
 これまでの検討会の議論では、委員の皆様方から、そうはいいながらこの乗り入れだけだと効果がないんではないかという指摘があって、例えば延伸とか環状化、それらをトータルで青写真を描いた上での乗り入れとするべきだということもありました。このタイミングで改めてお尋ねしたいんですけど、延伸や環状化について、現時点でのお考えはいかがでしょうか。
 
○市長
 私は常々申し上げていると思いますが、今後の岡山市にとって公共交通の整備充実というのはやはり重要な柱だと思っております。そういう面では、電車の果たす役割というのも大きいだろうと思っているところです。今回の乗り入れについては、岡山駅を利用する方の利便性の向上に大きく資するとは思いますが、将来的にはやはり延伸等を頭の中に置いて議論していかなければならないと思っております。ただ、今日の段階では乗り入れの議論にとどまるわけですが、私の頭の中には今後の延伸、環状化等っていうのも当然あります。
 
○記者
 今おっしゃった今後のビジョンのことですが、今後の延伸、それから環状化について今、頭の中でイメージしてらっしゃるものがどういうものかをちょっとお聞かせいただきたいんですが。
 
○市長
 実は、基本政策審議会でも公共交通の議論というのは随分ありました。公共交通の整備っていうのはこれからの非常に大きな議論といいますか、方向性としてやっていかなきゃならないものだと思っているところです。したがって、この乗り入れは一つのステップで、今後の延伸等も考えていかなきゃならないわけですが、そういう漠とした方向性については私が今申し上げたとおりですが、一体いつからどういう延伸、環状化等を考えていくのかについては、まだそこまでの整理はできておりません。
 
○記者
 イメージとして、今の路面電車は観光にはそこまで資する部分が多くないんじゃないかと感じているんですけれども、例えば観光面であったり、あるいは産業面であったり、いろんな部分があろうかと思うんですが、どういう方向でご検討されているのかお聞かせください。
 
○市長
 私、時々路面電車に乗ってるんですが、このごろ外国人の方すごく多くなっています。だから、私はある面、観光にも寄与しているんではないかなあと思っております。今回、駅の乗り入れが実現できれば、観光面にもさらにプラスになるだろうと思っているところです。直接の答えではありませんけれども、当然、延伸、環状化っていうのは誰のためにやっていくのかっていう議論が不可欠です。私は、これからの高齢化を考えながらバリアフリーを含めた市民のための公共交通の整備というのは不可欠だと思いますが、岡山を訪れていただく観光客、ビジネス客、そういった方にとっても大きく貢献できるんではないかなと思っているところです。バリアフリーの問題などは、電車だけではなくてバスを含めてこれから対処していかなければならない問題だろうと思います。
 
○記者
 今まで市長のお話等々も伺っている中で、やっぱり市としては平面乗り入れ案を打ち出したいんだということは何となくうかがえてたと思います。改めて、ここでこういう形でこれを市の計画案としてこの後の検討会に出されるっていうことは、これを本線で検討会でも考えてくれというメッセージと捉えてよろしいんですか。
 
○市長
 考えてくれっていうのがどういう意味なのかというのはありますけれども、やはり私は市民、そして岡山を訪れる方の利便性をどうやって向上していくかというところにまず目的の中心があったわけです。それで、平面乗り入れが技術的にできるんならば、それをまず議論してもらいたいと思っていたんですが、やはり先ほども少し質問出ましたけれども、交通渋滞の問題、また地下街への影響、いろんな問題があるから、そういう面でデッキを含めて幾つかの案を整理していただいてたと。何とか平面乗り入れについて技術的な課題もクリアできそうだということで、私としては調査検討会にはこの案でご議論いただきたいということを今日、申し上げるところです。市議会も、またほかにさまざまな市民の方からもご意見がありますから、それもいただきながらこの案について議論をさせていただくということです。
 
○記者
 20日でしたか、たしか市長、それから市議会の議長のところに駅前商店街の皆様が陳情というか要望に訪れられたというふうに伺っております。そのときに、乗り入れをすると客が減るから乗り入れはやめてくれというふうな話だったかと思いますが、この3ページのところにどうもそのあたりの検討も含めたような文言も見えます。この駅前乗り入れ、3ページに書かれているこの計画案でそういう方々の不安というのはある程度解消されると市長はお考えでしょうか。
 
○市長
 まず1つ、我々もいろんな例を研究しました。一つには広島の横川の例で、電車の利用率が乗り入れる前に比べて169%であると。ただ、これは新路線の設置などもありますから、ここ岡山と必ずしも一致しないかなとは思うんですけども、ほかにも岡山と同規模の熊本も3割ぐらい利用者が増えてると。高知も2割ぐらい増えてると。もちろん、いろんな地域の事情がありますから一概には言えないにしても、私は、こういう乗り入れをすることによって利便性が増せば、多くの人がそこに集まっていただけるんではないのかなとまず思っています。じゃあそういう人にどうやって楽しんでもらうかっていうのが、にぎわいであります。そして、商店街等にどうやって誘導していくのか、これが動線の確保であります。それらを一緒になって議論して、より活性化に導ければいいんではないのかなと思っております。商店街の方、私に対して5点お話しがありましたけれども、そういうにぎわいがなくなるんじゃないかとか交通がおかしくなるんじゃないかとか、いろいろな不安があることは事実だろうと思います。できるだけそれを払拭して駅前商店街等々がよりにぎわいを増すようになれば、私としてはありがたいなと思ってます。
 
○記者
 ちょっと細かい確認なんですが、当初示していた平面乗り入れ案、1ページにこのイメージ図がありますけども、大きく変わったのが乗り場を3カ所にするということで二股に分かれるような状態になっているんです。課題についてその対応を検討した上で、新しく加わった部分はそこだけなんでしょうか。専用信号も設定するということですが、それも新たに加わったことなのかということと、当初の乗り入れ案と比べてこういった変化によってどれぐらい工事費が変わってくるのか、もし今の段階で試算がありましたらお教えください。
 
○市長 
 私がわかる部分を言いたいと思いますが、まず、乗り場が増えることによって駅前商店街への動線の確保というか、動線が非常にとりやすくなるという、そういうプラスもあります。それから、ちょっと細かい話ですが、乗り入れに係る自転車との角度を見ていただくと、当初案が62度でしょ。自転車の方向、市役所筋を北に行く方向を見てください。路面電車とぶつかるところの角度が62度ですよねえ。それが今回、67度になるでしょ。これは、規定上は45度以上であればいいんです。だけど、要するに直接同じベクトルでいけばこの路線の中に入っちゃったり、自転車が線路のすき間に入っちゃうっていうこともあるんで、できるだけ直角がいいわけなんです。だから、そういう面では少し角度をつけてる、より安全な形にしているっていうことにもなっているわけです。それから、この3線の出っ張った部分が加わることによって、本数の確保は当然できるということになってくるわけです。
金額的には9億8,000万円というのを今まで出してたんですけども、この3ページのようになったときの試算は9億9,000万ということになってまして、ニアリーイコールの額になってます。
 
○記者
 すいません、その趣旨からは外れるんですけど、また路面電車のことで。
 市長は、将来的な選択肢の一つとしてデッキについては今後検討というようなことをおっしゃられたと思うんですけれど、今回は平面についての計画案ということで、いつ最終的にどっちかに決まるんでしょうか。予算編成とかのことも言われてますが。
 
○市長
 私の今の気持ちとして言えば、アクセスが非常によくなるというのはやっぱり平面乗り入れだと思うんです。だから、平面乗り入れでご議論いただけないだろうか、それが今、市が考えていることです。平面乗り入れになったとしても、デッキをつくることによって景観とか、それから商店街へのアクセスとか非常にやりやすくなるんではないかと。今回、他都市もそういったことで随分、駅の機能が向上しているところがあるというお話もありまして、デッキをここで全て案として消滅させちゃうというわけではなくて、やはり将来的な選択肢の一つとして今後も議論をしていかなければならないなという意味で申し上げたところです。
 
○記者
 市長が就任された当時から、2年前ぐらいから協議をされながらやっと計画案まで出されたという段階ですけども、今こうやって見ると一つの成果が得られたのかなあと思うんですけども、今のお気持ちっていうのはいかがでしょうか。
 
○市長
 私も就任直後から、やっぱり公共交通というのは重要ですと申し上げました。特に、これから高齢化が進む中で、自動車を運転できない人が増えてくる。こういう中で、10年後、20年後を見据えて公共交通の重要性を考えるとやっぱり今、公共交通の整備に向けて議論を重ねていかなければならないと思って、この路面電車の乗り入れ、そしてLRTの議論、こういうことを進めてまいったところです。2年間を経てこの乗り入れについてが一つ節目を迎えることができたという面では非常にうれしく思っております。市民の皆さんとさらに議論を進め、実現に向けて頑張っていきたいと思っております。ありがとうございました。
 
○記者
 就任以来2年というご指摘もありましたが、岡山の町にとっては90年代、95年ぐらいから延伸とか乗り入れの話があって、20年越しでここまで来たのかなあと思うんです。もっと言えば、路面電車は開業以来、縮んだことはあっても一ミリも延びたことはないというような岡山の路面電車だと思うんですが、このタイミングで1ミリ以上延ばそうということの意義を改めて市長の思いをお伺いしたいんですが。
 
○市長
 私はこのタイミングでっていうのがいいのかどうか、そこはよくわかりません。ただ、岡山も高齢化率24.8%になりました。4人に1人が高齢者っていう時代に突入したわけです。そういうことからいうと、やはりどんどん高齢化がこれからも進んでいく。10年、20年たったときの姿を考えてみると、公共交通の整備というのはやっぱり何としてもある程度整理しとかなきゃいかん問題だと思っております。そういう面では、今回このタイミングで一つ整備の方針が掲げられたというのは、私は、岡山市民にとってプラスになることではないかなと思っているところです。


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