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平成27年10月27日市長記者会見

平成27年10月27日市長記者会見要旨

議題
・「岡山市人口ビジョン」及び「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について
・「第2回県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験」に伴う交通量調査の速報値について
・「『安全で安心なまちづくり』岡山市行動プラン」について
・「介護サービス質の評価先行自治体検討協議会(案)」について
・「介護機器貸与モデル事業の追加公募」及び「おかやま健康・介護フェア」について
・「台湾での旅行社訪問セールス」について
・「第2回まちなか健康スタンプラリーの開催」について

「岡山市人口ビジョン」及び「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について

 皆さんおはようございます。
 本日はまず、「岡山市の人口ビジョン及び岡山市まち・ひと・しごと総合戦略」についてお知らせをいたします。
 まずは、人口問題ですが、岡山市人口ビジョンの4ページの図表3をご覧いただきたいと思います。
 社人研(国立社会保障・人口問題研究所)では岡山市の人口をこの黒の点線のように推計しているんです。それに対しまして岡山市側の推計っていうのは青い線、上のほうに実線で引いてますが、このような線になっています。大きな違いは2つありまして、まず一つは推計地点の問題です。社人研が2010年ベースで推計してるのに対して、岡山市の方は2015年ベースになっています。もう一つは、移動率の設定の仕方でございます。岡山市の場合は、2005年から2010年までの社会増を捉えてその数値をこれからも続けていく、というふうに仮定をしております。それに対して社人研は、この社会移動の幅を半分にして、どうして半分にしたかっていうのは社人研に聞いたわけではありませんけれども、人口減少、そして高齢化ということになってきておりますから、社会移動が収縮していくっていう読みなんだろうと思います。したがって、0.5を掛けていると。それに対して岡山市は、これからも同じような社会増を続けたいという意向を持っており、これも一つの目標値ということでありますが、このような形で社会移動を多めにとらせていただいているということであります。そして、最初に申し上げましたように、2010年以降も岡山市の社会増、特に東日本大震災などもありまして、岡山市への定住を希望される方も多いということで人口増になっております。そういう面から岡山市の人口のほうは現在のところも高めに推移し、これからも社人研より高めに推移させていこうというように思ったのが、岡山市の人口の将来推計であります。
 そして、15ページをごらんいただきたいと思いますが、国の長期ビジョン、これが想定する出生率、ちなみに今までの出生率は、岡山市の場合は平成21年から25年の平均値の1.42を基準としております。それに対して国の出生率は、2020年に出生率1.6、2030年に1.8、そして2040年に2.07というようなことを言われておりまして、その国想定の出生率を掛けていくと一番上の点線になってくるということです。したがいまして、我々の人口の目標としては、岡山市が出した基本推計、これをベースにしながらこれから提出させていただく総合戦略を着実に実施することによって、少しでも国の想定出生率を使った将来展望推計のラインに近づけるべく人口の引き上げを図っていきたいと、これが一番のおおもとの考え方であります。
 そして、これを実現するための基本目標を4つ掲げております。その中でもやはり経済でございますが、地域経済の活性化、成長が重要と考えております。地場産業事業者への支援、特に岡山市の医療、介護関係等の地域資源を生かしたヘルスケア産業分野における支援や県との共同による空港南産業団地の整備など、こうした産業振興施策を積極的に進めてまいりたいと思っております。また、観光も重要な要素の一つでございます。外国人観光客のさらなる誘客を図るなど、地域の観光産業の活性化に取り組んでいきたいと思っております。
 また、これらの取り組みの実行にあたっては、今後、新型交付金等の新たな財源を活用することも考えているところでございます。
 また、総合戦略に盛り込んだ取り組みの達成状況を評価するため、基本目標と施策にそれぞれ指標を策定いたしました。具体的には3点申し上げたいと思います。
 一つは、市内の就業者数でございます。これを8,000人程度、平成31年までに増加させたいということであります。それから、外国人観光客については、外国人観光客宿泊者数をさらに7,000人程度増やすということを挙げております。                                
 また、移住・定住の促進などにより転入超過者数を平成26年の700人から平成31年の1,000人に増やしたい、300人増やすということで考えているところでございます。
 こうした取り組みの結果、市民の行政に対する満足度を引き上げることによって、さらに住みやすく暮らしやすいものにしていきたいと考えているところでございます。

「第2回県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験」に伴う交通量調査の速報値について

会見する大森市長

 次に2つ目の話題、先日行った「第2回県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験の交通量調査とアンケート調査」について、現在、結果を取りまとめ中ですが、速報ということで県庁通りと西川緑道公園筋の合計3カ所について歩行者通行量の報告をさせていただきます。
 皆さんお開きになっている棒グラフが入ったA3の横長の紙をお出しいただきたいと思いますが、まず、西川緑道公園筋については、正午から4時までの歩行者通行量は2,800人から3,400人と、前回より600人程度増加していると。飲食物を充実したことなどの効果があったんではないかと思っております。
 次に、県庁通りですが、西川緑道公園を挟んで東西2カ所の調査地点の結果です。平和橋交差点西側では、午前11時から午後5時の歩行者通行量は東西合わせて10日が3,700人、11日が5,400人となっております。東側では、10日が約3,500人、11日が約4,300人というふうになっておりまして、5月4日と比べて11日は同程度の人出になっております。
 実は、私もそうなんですけど、この数字以上に印象としては通行量が増えたんではないかなと思っておりまして、それを実証する資料がありましたので、少しご報告をしたいと思います。
 岡山大学の地域総合研究センターが5月と10月の2回の社会実験時の滞留者数を調査した結果が出ております。これはどういう調査かっていうと、例えば路上で歩いている人、立ちどまっている人、ベンチに座っているような人、これを1時間おきにどのくらいの人数だったかっていうのをカウントしていく。調査時点の中で最も多かった滞留者数、その最大値をとり比較をすると、西川緑道公園筋では10月は5月の約1.8倍、県庁通りは約1.6倍というようになっています。したがって、今回の実験では市民の皆さんが前回以上にゆったりとまち歩きを楽しんでおられたんではないかということが、この資料からうかがえるのかなと思っております。こうしたことから、今回の第2回の社会実験は、回遊性の向上と魅力づくりの観点からは一定の効果があったものだと思っております。
 第3回目の社会実験については、県庁通りについては第2回実験時に拡大した歩行者空間をあまり人が歩かなかったということとか、自転車の走行部分が狭く自動車との接触の危険性があったというようなこともこの前お話を申し上げました。                  
 何らかの対応を考えていかなければならないのではないかと、ここで申し上げたところでございます。したがって、今回、車道を1車線規制するというのは前回と同じでございますが、その車道の部分、前回は歩行者に歩いていただいたわけですが、今回はその車道部分を自転車の走行空間という形で確保していくと。したがって、歩道は当然ながら歩行者だけ、自転車はゆったりと車道部分を走っていただく、こういうことができないかと考えております。11月28、29日の実施に向けて、今、県警等と詳細を詰めているところでございます。


「『安全で安心なまちづくり』岡山市行動プラン」について

 次に、同じく県警絡みの話でございますが、3番目の議題でございます。
 岡山市と岡山県警察との間で安全で安心なまちづくり岡山市行動プランに関する覚書を締結することといたしましたので、お知らせいたします。
 この行動プランは、平成23年から平成27年までを期間とする現在の行動計画に基づき取り組みを進めてまいりましたが、当初の目標である刑法犯認知件数の半減には至りませんでした。こうしたことから、引き続き岡山市と岡山県警察とが協働して平成28年からの5カ年において岡山市内における犯罪や交通事故の減少に向けた取り組みを行い、市民生活の基盤である安全で安心なまちづくりを推進することを目標とするものであります。新しい行動プランでは、目標として平成32年末までに平成22年の刑法犯認知件数の約半数である5,500件以下を目指すこととして市民の体感治安の向上を掲げ、計画の柱として、「自転車盗難・事故防止」、「青少年の非行防止」、「高齢者の犯罪被害防止・安全確保」、「地域防犯」の4つをテーマとしております。具体的な施策については省略させていただきますが、岡山市が33項目、岡山県警察が25項目で、岡山市では市民生活局をはじめ6つの局と教育委員会が担当部局となる、文字どおり部局を横断した取り組みとなります。
 この行動プランを岡山県警と協働して推進していくことにより、岡山市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。岡山県警との覚書の調印式は、11月12日にこの会議室で行う予定でございます。

「介護サービス質の評価先行自治体検討協議会(案)」について

 続きまして、介護サービス質の評価先行自治体検討協議会についてお知らせ申し上げます。
 現行の介護保険制度では利用者の要介護度が改善すると事業者への介護報酬が減ることになるため、利用者の状態を改善させようとするインセンティブが働かないという問題があります。これは何度もお話をしたところですが、こういった中、現在、岡山市独自の在宅介護総合特区の取り組みとして、デイサービス利用者の状態の維持改善に積極的に努めている事業所へインセンティブを付与する事業を実施しているところでございます。このたび、岡山市が旗振り役となり、全国でもこの問題に非常に関心が高く、独自の取り組みを実施もしくは検討している自治体に呼びかけて協議会を設置することといたしました。構成自治体は、品川区、川崎市、名古屋市、福井県、滋賀県、岡山市の6自治体でございます。まずは、この11月13日に第1回の会議を岡山市で開催し、各自治体の取り組みの情報共有を行うとともに、平成30年度に国が行う介護報酬改定に反映されるよう政策提言の取りまとめに向けて協議してまいりたいと考えております。

「介護機器貸与モデル事業の追加公募」及び「おかやま健康・介護フェア」について

 続いて、「介護機器貸与モデル事業の追加公募」及び「岡山健康介護フェア」についてお知らせいたします。
 現在、介護分野における最先端の介護機器の活用は国の成長戦略でも位置づけられていることから、民間企業による新たな機器開発が積極的に進められています。岡山市では全国初の取り組みとして、25年度から最先端の介護機器を全国から公募し、選定した機器を市民に1割負担で貸し出すモデル事業を行っております。こうした中、10月上旬に開催された東京ビッグサイトでの福祉機器展においてブースを設け、岡山市のモデル事業を紹介したところ、当日、多数の企業から参加の意向をいただきました。このような状況を踏まえ、高齢者の在宅生活を支援する機器の追加公募を行うこととし、全国の企業を対象に本日から公募の受け付けを開始いたします。
 なお、これまで2回公募を行ってきましたが、特区期間での公募は今回が最後となります。
 また、来年1月21日、22日には各企業から提案を受けた介護機器の周知を目的に、岡山コンベンションセンターでおかやま健康介護フェアを開催する予定です。当該フェアにて最先端の介護機器を展示・体験することで、市民の皆様、介護従事者の皆様にまずは関心を持ってもらう機会になればと思っております。

「台湾での旅行社訪問セールス」について

 次に、「台湾での旅行者訪問セールス」についてお知らせいたします。
 私は、岡山への観光客も増加している台湾を来月、11月9日から2泊3日で訪問いたします。岡山市内の主要な観光地の来訪者を見ても、平成26年度の岡山城天守閣外国人利用者数は1位が台湾で4,623人と、2位 韓国2,130人の2倍以上でございます。また、後楽園でも1位が台湾で1万9,522人、2位 香港2,931人の6倍以上となっており、台湾から多くの観光客に来ていただいているところです。このような状況から、岡山市では台湾を重要な市場であると位置づけ、このたびの訪問におきましても私が旅行会社を訪問し、旅行商品造成などを依頼するトップセールスを行い、台湾からのさらなる観光客の誘致に努めてまいりたいと考えております。
 なお、国際友好交流都市である新竹市長にもできればお会いしたいなと思っているところでございます。現在、日程等、調整させていただいているところでございます。

「第2回まちなか健康スタンプラリーの開催」について

 次に、第2回まちなか健康スタンプラリーの開催についてお知らせいたします。
 去る10月10日、11日に実施した「第1回まちなか健康スタンプラリー」では、2日間で延べ2,000名を超える方々にご参加いただいており、まちなかのにぎわい創出や健康づくりに対する啓発に一定の効果があったんではないかと考えております。第2回まちなか健康スタンプラリーは、11月1日から3日にかけて「備前岡山ええじゃないか2015大誓文払い」の会場を中心に実施いたしますので、一人でも多くの方がご参加いただけるよう周知、広報にご協力をいただきたいと思います。

質疑応答

会見する大森市長

○記者
 社会実験のことで2点お伺いします。
県庁通りは歩行者空間を広げたということで5月と異なっていると思いますが、速報値を見る限りはあまり人が増えてないのかなと思います。広げたことに対しての効果はどうだったとお考えでしょうか。
 
○市長
 先日の会見でも申し上げましたように、この前のやり方ではあまり車道部分を歩いてる方は多くはなかったです。やはり急に車道を歩けと言われても、特に白い遮蔽物があり、人によっては係の関係者が多かったということも言われてまして、あの形ではなかなかそんなに増えないのかなという意見もありました。ただ、現実見てみると人数はある程度は出ていますし、先ほど言いましたように岡山大学の資料では滞留時間も結構増えてるんです。一定の効果はあったとは思うんですが、あの形でいいのかっていうとやっぱり疑問が残る。従前のアンケートでも自転車空間をきちっと確保してほしいという意見も結構あったんです。今回は、それを実施してみたらどうだろうかということです。前回はちょっと自転車も走りにくそうでありましたから、ゆったりと自転車を車道に、車道だと相当分とれますから、そこを走っていただいたら一定の効果が出るんではないかなあという想定のもとに今、議論させていただいてるということです。
 
○記者
 土曜日と日曜日では歩行者数が違っていると思うんですけれど、これはどういう要素があったというふうに捉えていらっしゃいますか。
 
○市長
 日曜は、西川の公園筋も歩行者天国やりましたよねえ。その相乗効果も一つはあるんでしょう。そのほかに何か要素、考えられますか。
 
○都市整備局長
 やはり日曜日、西川での歩行者天国が一番大きな要素ではないかと思っています。
 
○市長
 他に岡山城での行事とかそういうのも日曜中心にやられたものが多いですし、だからやっぱり人は相当、日曜日に出られたんじゃないのかなと思います。
 
○記者
 県庁通りを車線規制したということで、下石井の交差点と平和橋の交差点で右折する車の混雑もあったかと思うんですが、そのあたりの調査は今回、速報値ということで入っていないのかもしれないですけども、どの程度把握されてらっしゃるのかというのと、いつ詳細な調査が出るのかという点について教えてください。
 
○市長
 前回も渋滞っていいますか、車の流れについて若干言及はさせていただきましたけども、まだ定量的な結果は手元に来ておりません。したがって、お話はできないと思います。
 
○都市整備局長
 11月中旬にはまとめようと思ってますので、また市長のほうから説明させていただこうと思います。
 
○記者
 車の交通量調査の結果ももちろん踏まえて11月の社会実験をやるということでいいんですか。
 
○市長
 ええ。ただ、11月29、30日っていうのも、あまり寒くなっちゃうと社会実験で人に出てきていただくっていうのは難しくなってきますから、11月が限度じゃないかなと思っておりました。それから、数値は出ていませんけれども、この前お話ししたように私としてはそんなに深刻な渋滞という感じではなかったんではないのかなと思っております。もちろん、1度の青信号で全部渡れなかったというようなところがあったことは事実でありますけれども、そういう状況下を踏まえればこういう社会実験も可能なんではないかということで、今、県警と調整させていただいているということです。
 
○記者
 おかやまマラソンが近づいてきておりますけれども、準備状況、改めて岡山市にとってのこのマラソンの意義、それから課題等ありましたらお考えをお聞かせください。
 
○市長
 頭の中がきちんとは整理されておりませんけれども、1万5,000人の方に岡山のまちを走っていただくというのは、私は非常に大きな効果があるんだろうと思います。一つの効果は、何といっても経済効果があります。県外からも多くの方が来られます。その方に岡山のよさ、自然のよさ、そしておもてなしを味わっていただく、それがこれからの岡山への誘客にもつながっていくんではないかなと思いますし、現実の経済効果も大きいだろうと思います。それからもう一つは、今、朝夕歩きますと、走っている方がすごく多いです。これはマラソンをやることによって心肺機能の向上っていいますか、健康には相当寄与していくのではないのかなと思います。そういう面では、岡山市民の健康の向上に大きな役割を果たしていくんではないかと。今、ご指摘ありましたように、マラソンの話題が増えているんです。マラソンの話題が増えると、昨日も局長会議で誰が走るんだっていうような話もありまして、こういう波及効果によって次回以降、いやあ、今度は走ってみようかと思う方も増えてきますから、私は知事と相談して走ろうと決断して非常によかったと思います。
 準備状況については、実行委員会のほうから逐次連絡をいただいており、私としては完璧なんではないかなと思っております。
 
○記者
 今回、枠がすぐいっぱいになったんですけれども、次回以降、拡大するとか、そういうお考えは。
 
○市長
 状況を見ながら、これから第2回の議論にも早速移っていかなきゃならないと思います。枠の問題もあるでしょうし、おもてなしについてもこれからさまざまな評価をいただけるんじゃないかなと思います。1回ごとそういった具体的なご指摘などもベースとして、改善をしていく必要があるんだろうというように思っております。
 
○記者
 総合戦略と人口ビジョンでお尋ねします。
 いわゆる出生率目標ですとか人口目標という言い方をされてないとは思うんですが、先ほどおっしゃったように2060年に69万2,000人という数値を掲げて、これが事実上の目標かなあと受けとめております。これに向けての出生率というものが現実問題、達成可能なのか、高いハードルなのか、現時点での市長のご認識をお示しください。
 
○市長
 今おっしゃっているのは国の出生率、2020年に1.6、2030年に1.8ということですね。
 これは、誰も確実に達成できるって思っている人はいないんじゃないでしょうか、確実にっていう意味では。ただ、人口が安定的に維持できる水準っていうのは2.07、これは医学的にも証明されているわけで、そうじゃなければこれから日本の人口っていうのが減っていく、したがって2.07まで持っていかなきゃいかん、こういうことは事実なんだろうと思います。そのために、さまざまな施策を打っていくということが重要なわけでして、我々としては今、経済の話を申し上げましたけれども、それだけじゃなくて当然ながら例えば保育環境の整備とか、さまざまなところに取り組んでいかなきゃいかん。この1.6、1.8、2.07、それに向けてとにかく動いていくということだろうと思います。したがって、我々が描いたのはここの矢印、この矢印に意味があるということなんです。この岡山市基本推計っていうのも先ほど申し上げましたように、本来、社会移動が収縮していくと国が読んでいる、こういう中で岡山市としては今の社会増を維持していきたいというように言っていて、これは一定の希望的要素、そして単純な推計ではなく、我々としてこうしたいという意味が入っているんです。だけど、それ以上にこれからやっていかなければ、岡山市、そして日本全国がおかしくなっていくということは皆さん周知の事実であるわけですから、この上向きの矢印をどこまで持っていけるかということだろうと思います。
 
○記者
 総合戦略の話ですが、昨日、県が発表されましたけれども、国・県も含めて全ての自治体が今、策定していますけれども、岡山独自のというか、岡山市はやっぱりここに強みが、ポテンシャルがあるからここを伸ばしていこうというポイントについて市長なりの認識を教えていただきたいんですが。
 
○市長
 総合戦略の1ページの(4)に、岡山市の強みと特長を生かした地方創生の着眼点っていうのがあります。そこには中四国の交通結節点、高い都市機能集積、安全・安心の生活環境、ということで書かれています。こういうものをベースにさまざまな施策を展開していってるわけですが、岡山市の場合は人口71万のいわゆる政令市でもあります。こういう面ではいろんな強みというのもありますが、1点だけに絞ったような強みというのではなくて、やっぱり幾つかのものを持っている。産業においても医療・福祉の世界もあるし、中四国の本店、支店機能がどんどん充実されてるとか、いろんな要素を持ってるんです。だから、そういう一点突破っていうよりは、やっぱりいろいろないい要素を持ってこれから新しくさまざまな施策を追求していくということになるんじゃないかと思います。
 
○記者
 改めて、この目標がこの計画、戦略どおりに進んだら岡山市はこうなるぞっていう岡山市のビジョンというか、理想像としては。もちろん、人口が維持されていくのは当然ではあるんですけども。
 
○市長
 そうですねえ、なかなか一言では言いにくいところがあります。この目次をごらんいただきたいと思いますけども、まず基本目標の1っていうのは安定した雇用と活力、そして新しい人の流れ、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、安全・安心に暮らせるまちをつくり、地域と地域を連携する、こういうような表現が出てるんです。ある面ではやはり住みやすく、そして産業等々から力強い、そういう岡山をつくっていく、それに安全・安心の要素を入れていくということに尽きるんだろうと思っております。とりあえずは、今のようなことしか申し上げられないんですが、総合計画の中で現在、若い人たちの意見も入れて、岡山市に対してこうしたい、こうありたいっていうような願望もいろんな形で出てます。そういうのを生かしながら、もう少し将来像というものを明確な形にしていければなというように思っているところでございます。
 
○記者
 総合戦略について、目標値を数値化することで見えてきた課題とかもあると思うんです。そのあたり、どういうところが課題でどういう認識を持たれているのかというのと、あと来年度以降、予算にどう反映させていくのか、そのあたりをもう少し伺えたらなあと思います。
 
○市長
 後段は特に重要なところがあるんですが、今、27年度の予算としてはヘルスケア産業の育成、それから吉備王国、それから池田藩と津田永忠さん、こういう幾つかの点について予算要求をしているところなんです。これも観光であり、そして産業の振興という視点から岡山ならではのものを掲げてやっているところであります。来年度予算、新型交付金の話もございますから、こういう総合戦略にのっとった形で具体の予算要求案づくりをしていかなければならないと思っております。その点についてはまだ国のほうの動きもはっきりしてません。国の動きをはっきり見きわめた上で、我々も来年度予算の中で議論をしていきたいというように思っております。
 それからあと、KPIの話ですが、一つ一つ、例えば先ほど3つを申し上げました。例えば、3つ目の社会増700人を1,000人にするっていうような話を申し上げたところであります。これは一つの考え方として、今、岡山市に県外からは社会減になってるんです、平均してマイナス300人ぐらいの。やはり東京圏、関西圏への移動が多い。これをゼロにするということで、今、数字をつくってるんです。これが本当にどこまでできるのかっていうのは、大きな課題だろうと思います。一つ一つの数字の中に課題は多く入ってます。これらは一つ一つこれから各担当部局が整理をしてそのギャップを埋める施策を講じていかなければならない、民間企業も同じように頑張っていただきたいというように思っております。
 
○記者
 社会実験について3回目は自転車の空間をとるということなんですけども、一定の効果があるということなんですが、どのような具体的な効果をもたらすとお考えでしょうか。
 
○市長
 一定の効果があるっていうか、まず一つは、前回必ずしも歩行者の方に車道を歩いていただいてない、こういう問題がある。もう一つは、従来のアンケートでも自転車空間を確保してほしいっていう結果が出ている。それから、特に、時々皆さん方もおっしゃいますが、岡山駅から表町、天満屋までちょっと距離がある。果たして、歩くのにふさわしいか、私は十分歩けると思うんですけれども、そういう意見もあります。そういうさまざまな意見を考えてみると、一度、自転車空間を延ばして広げてやってみるっていうのも実験の意味としては大いにあるんではないかなと思ってやろうとしているということであります。


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