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平成26年8月11日市長記者会見

平成26年8月11日市長記者会見要旨

議題
・歴史まちづくり回遊社会実験について
・健康寿命延伸に向けた「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」への加入について
・回遊性向上社会実験(県庁通り・西川緑道公園筋)について
・全米国際姉妹都市協会総会への出席について
・「美咲町と岡山市との町長・市長懇談会」の開催について

歴史まちづくり回遊社会実験について

会見する大森市長

   皆さん、おはようございます。
 まず最初に、7月8日の記者会見で申し上げました「歴史まちづくり回遊社会実験」について、実施内容の協議が概ね整いましたので、ここでお話を申し上げたいと思います。
 全体のコンセプトとしては、歴史・文化資産を活用しながら、アートシティへと発展していくことによって、岡山市全体の活性化につなげていきたいと、そして、後世へこの取り組みが継承されていくことを期待し、「岡山未来プロジェクト」という名前にいたしました。
 まず、岡山城本丸におきましては、11月から12月までの間に、イマジニアリング(Imagineering)、この前もお話ししましたけれども、「イマジン」という想像と「エンジニアリング」という、これはクリエートする創造、これを合わせた言葉「イマジニアリング」をテーマに、クロスカンパニー社長の石川康晴氏が代表を務める「石川文化振興財団」の所有する世界的なアートを展示することとしており、岡山城本丸上段に展示される、リクリット・ティラバーニャ作の作品やフィリップ・パレーノ作の「Marquee(マーキー)」という作品をはじめ、中の段、不明門、廊下門に、観て、感じて、印象の残る5つのアート作品が展示される予定です。作品の概要については、資料に添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 あわせて、中山下一丁目のビルや後楽館天神校舎跡などのほか、資料にお示ししている岡山駅周辺から岡山城に至る各エリアに、それぞれ数カ所ずつ様々なアートの仕掛けを施す予定です。資料の3ページ目をご覧いただきたいと思います。数カ所ずつ、様々なアートの仕掛けを施す予定となっております。
 資料の図の中で、丸が少しくっきりと浮かんでるところがあります。ここは場所が確定しているところですが、設置場所や内容については、全体としては現在調整中です。中心市街地の回遊にも寄与する意欲的な取り組みとなっていると思います。県内外からも多くの方が訪れていただければと思います。
 先ほど申し上げましたように、まだまだ調整中のものが多いわけですが、全体像につきましては、10月ごろに改めてご報告いたします。
 次に、旧内山下小学校跡地と石山公園を会場に、「ハイコーチャレンジ」と題して、NPO法人ENNOVA OKAYAMAが中心となって、9月から12月までの間に、旧内山下小学校では校舎を活用した地域の文化・芸術等のイベント、地域住民や各種団体の催しや行事、若手作家やアーティストのギャラリー、ワークショップなど様々な団体の活動が予定されています。さらに、石山公園では、音楽や演劇などの文化イベント、満月バーなどのマルシェ、フリーマーケットなども予定されています。
 また、あわせて、まちあるきイベントとして、「城内まちあるきツアー」も実施するなど、地域の魅力を再発見する取り組みも予定されています。
皆様には是非とも参加していただき、新たなまちの魅力を現地で体感していただければと思います。


健康寿命延伸に向けた「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」への加入について

   次の議題ですけれども、健康寿命延伸に向けた「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」への加入について申し上げます。
 皆さん、ご記憶でしょうが、今年の5月末に厚生労働省研究班が、熊本市を除く政令指定都市と東京都区部を対象とした「20大都市健康寿命ランキング」を公表しました。
岡山市の健康寿命は、男性で18位、女性で15位という残念な結果となっております。その後、ある週刊誌に、「平均寿命から健康寿命を差し引いたいわゆる不健康な期間」では、本市が最下位となっておりまして、トップの浜松市に比べると3年以上の開きがあるという記事が掲載されておりました。大変残念な結果であると思っております。
 市民の4人に1人が65歳以上の高齢者という「超高齢社会」を迎える中で、平均寿命と健康寿命の差を縮め、高齢になっても市民誰もが健康で元気に暮らせるまちづくりを進めていくためには、「健康な食生活」や「運動機能の維持向上・運動習慣の定着化」、または、「社会参加しやすい環境づくり」など、高齢者への介護予防と現役世代の健康づくり対策を推進していくことが必要であると考えているところです。
 そのような中、今年5月、この記者会見の場でも申し上げましたけれども、「有識者懇話会」を開かせていただきました。そこで、高齢になっても元気で健康に暮らせることは、個人と社会の双方にとって、生きがい、豊かな生活、医療費の抑制といったメリットがあるというお話を伺い、その趣旨に賛同して、歩くことを基本とし、健康で幸せなまちづくりを目指す「スマートウエルネスシティ首長研究会」に参加したところです。この広報連絡の資料の2枚目に研究会のメンバーなどが出ております。
 今後、健康寿命延伸に向けた具体的な政策を検討していかなければなりませんが、その一環として、例えば、運動をすることに対して、何らかのインセンティブを用いた健康モデルの実証実験を行おうとしている「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」への加入に向けて、現在、準備を進めているところですのでご報告します。
 こうしたことも含めて、全庁的な推進体制のもとで取り組んでまいりたいと考えております。

回遊性向上社会実験(県庁通り・西川緑道公園筋)について

  3つ目の議題です。資料は特段用意しておりませんが、この場でも何度かご議論がありました、いわゆる「県庁通り」と「西川緑道公園筋」の社会実験の状況について申し上げたいと思います。
 イオンモール岡山開業前の社会実験の実施について、県警に対して、以下の2点を中心に説明してまいりました。
 まず、第1点目でございます。街なかの賑わいづくりのため、中心部を歩いて楽しい空間に変えていくことの必要性、そのための第一歩として、多くの市民の方に街なかを歩いていただく楽しさを体感していただきたいこと。
 2点目、交通量調査の結果から、現状の交通状況で交通規制を伴う社会実験を実施しても深刻な交通渋滞が発生することは考えにくいこと。
 この2点を中心に説明してまいりましたが、あわせて地域住民や沿道の事業者の方々へも丁寧に説明し、ご理解をいただいてきたことなどの状況も県警に説明し、調整を行ってきたところです。
 しかしながら、県警には、最終的にご理解いただけないということになりました。そういうことで、私としても、社会実験のイオン開業前の実施はできないと、そういう判断に至ったわけです。このことについては極めて残念なところであります。
 これまで、社会実験実施に向け、地域住民や沿道の事業者の方々をはじめ、様々な過程でご協力をいただいた関係者の方々に対して、心より感謝を申し上げるとともに、これまでの経過説明を行っていきたいと考えています。
 今後の方向性でございます。岡山市としては、市民や来訪者の方が歩いて楽しいまちづくりを進めていくことは、市政の重要なテーマの一つと考えております。イオン開業後の社会実験も含め、様々な施策を検討し、しっかりと取り組んでまいりたいと考えています。

全米国際姉妹都市協会総会への出席について

   次に、4番目の議題でございますが、全米国際姉妹都市協会総会への出席について申し上げます。
 7月30日から8月4日までの間、全米国際姉妹都市協会総会へ出席するため、岡山市の国際友好交流都市であるサンノゼ市を訪問いたしました。
全米国際姉妹都市協会は、アメリカ合衆国の地方公共団体が世界の都市と姉妹提携することを奨励、援助し、世界規模の交流を促進するために活動している非営利団体で、今回の総会へは30カ国余りから約1,000人の地域の指導者と500人の青少年の代表が参加しました。
 総会では、開幕式典、各種分科会、歓迎夕食会、閉会式典等に出席し、環太平洋アジア分科会及び青少年リーダーシップ会議ではスピーチを行いました。
 私自身、初めてのサンノゼ市への旅であり、シリコンバレーの首都といわれるサンノゼ市の発展の様子や、また、サンノゼ市の皆様の温かい気持ちに直接触れ合うことができ、有意義な訪問ができたと思っています。
 チャック・リード サンノゼ市長への表敬訪問では、これまでの友好交流の歴史を振り返るとともに、今後一層の交流を進めていくことを互いに確認し、両市の交流を更に進める土台を築くことができたものと考えております。
 また、1974年から4年間、サンノゼ市長を務められた後、下院議員、商務長官、運輸長官など数々の要職を歴任されたノーマン・ミネタ氏と直接お会いしてお話しする機会がありました。9.11の同時多発テロ事件のとき、アメリカ運輸長官として、全ての民間航空機を一時着陸させる命令を下したことでも有名な方ですが、そのときの模様を臨場感を持ってお話をいただきました。もう82歳ですが、そのときの彼の目が輝いておりまして、あのときに自分が考えた柱は一つだけだと、セーフティー、安全だというお話をされたのが印象に残っております。

「美咲町と岡山市との町長・市長懇談会」の開催について

   最後に、「美咲町と岡山市との町長・市長懇談会」の開催について申し上げます。
 もう既に、隣接する5市3町との懇談会を行ったところですが、引き続き、8月25日に美咲町長・副町長との懇談会を行うことにしております。
この懇談を通じて、美咲町と岡山市との連携を深めていくため、率直な意見交換ができればと考えております。
 私からは以上です。

質疑応答

会見する大森市長

 ○記者
 社会実験の断念の件で何点かお伺いしたい。政策パッケージの中でも非常に重点、目玉策の一つだったと思うのですが、それが実施できないまま断念してしまうということについての思いをまずお伺いしたい。それと実施に至らなかった最大の原因というか、県警と折り合わなかった最大の原因はどこだったと思われるのか。まちづくりをやっていく上で、市と県警というのは話し合いながら進めるべきと思うのですが、それができなかったことに対する県警への思いがあれば教えてください。
 それと、開業後の実施も含めて検討していくというお話だったのですが、今後、県警とどういう話を進めていくかということも、継続的に話を進めていくのかどうかも含めて提示いただければと思います。

○市長
 確かに我々の政策パッケージの一つの柱であったわけです。先ほども申し上げましたけれども、岡山市としては、また、私としても、中心街の賑わいづくりは必要だろうと思っています。そういう面からも、やっぱり歩いて楽しい空間づくりを進めていくことは必要なのではないかと思っています。
 特に、岡山市の場合、自動車の分担率が他の市に比べても高いという面もあり、そういう傾向を少しでも変えていかなければいけないという面もあると思います。
 また、イオンの開業がこの秋に予定されているわけです。市の外、また、県の外からも大勢の方が来られると。そういった方々に岡山市の中心部を回っていただく、いわゆる回遊性の向上、そういった視点からも私は重要だろうと思って、施策の一つとして上げさせていただきました。
 ただ、県警の方は、先ほどの3点、そういう主張をされているわけであります。我々としては、どちらにしてもこれは県警の了解がなければできないわけで、時間的にも判断のぎりぎりがもう本日かというように思っております。そういう面では、ご理解いただけなかったのは残念でありますけれども、そういうまちづくりについては、今後も県警ほか関係者の方々と話をし、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

○記者
 3点とおっしゃいましたけれども、県警の方の3点は。

○市長
 すみません。そちらは、まだ申し上げておりませんでした。
 県警から我々に言われている点、3点あります。一つは、イオン開業後と異なる交通環境で実験を行っても、交通影響評価を正しく行えず、県民に偏った認識を与えるため、開業後の交通実態を見極めた上で、社会実験の是非を含めて検討すべき、これが第1点です。
 2点目は、イオン開業後は、深刻な交通渋滞による住民の安全と利便への支障を懸念しており、特に、県庁通りは、市役所筋から外周へ車両を流出させるための主要路線として、交通管制の高度化等最大限の対策を講じ、通行車両の停滞抑制を図る。
 3点目でありますが、イオン開業直前の10月、11月は、交通対策及び危機管理上重要な時期であり、関係機関等が総力を挙げて各種交通対策を講ずるべきである。この3点です。

○記者
 今回できなかったことが、今後、政策パッケージにどういう影響を与えるのかということと、この開業後の社会実験、その見通しというか、本当に開業前ができなくて開業後はできるのかということも含めて、その辺の見通しがあれば教えていただきたい。

○市長
 まず、もちろん影響はあると思います。市民の方、また、岡山へ来訪される方に少しでも多く、また様々な機会に、歩いて楽しい空間というものを味わっていただくということが重要だろうと。また、今後への資料にもなっていくだろうと思っておりました。その思いは変わってはおりませんが、結果として、県警からのご指摘もあり、ご判断もあり、その社会実験はできなくなるということであります。そこは極めて残念だと言わざるを得ないと思います。
 しかしながら、今年だけで全てが終わるというわけではありません。こういう歩いて楽しいまちづくりの空間、そして中心部を活性化させていこうと、こういうことは今の時代の要請だろうとも思います。今年度はできませんでしたけれども、来年度以降、この社会実験を含めて、そういう賑わいづくり、歩いて楽しい空間づくり、そういったものにしっかりと検討して、取り組んでまいりたいと思っているところです。

○記者
 先ほど言っておられましたが、今年度中、社会実験はもうできないという見通しなのですか。開業後というのは、11月なので直ぐにはできないと思いますが、来年度以降の社会実験を検討していくということでよろしいでしょうか。

○市長
 もう今年度は事実上難しいと思います。来年度については、当然ながら来年度の予算ということで提案をしていかなければなりません。そういう意味では、市議会の皆様方とか様々な方と調整していかなければならないと思います。来年度以降どうするかについては、市役所の内部、市議会の方々、そして関係者の方々とじっくりと話し合っていく必要があるのだろうと思います。
 ここで社会実験は完全に断念するということを申し上げるつもりはありません。したがいまして、最初に申し上げたように、社会実験を含め、こういう今後の対策についてはしっかりと検討し、取り組んでいきたいと思っているところです。

○記者
 県庁通りの社会実験でお伺いします。
 県警から指摘があった3点の事項について、例えば、ここをこうしてもらったらできるのではないかというような、具体的な条件をあげて難しいという指摘というよりは、もう全くだめですという、ゼロか100で言うと、ゼロの回答だったやに受け止めたのですが、そうなると、来年度以降、かなり厳しいのではないのかなと思います。
 そのことも踏まえて、県警の指摘した事由について、市長及び岡山市側としてどこまで納得していらっしゃるのか、それと来年度以降、どうすればこういう社会実験が実施できるとお考えなのか、この2点を伺わせてください。

○市長
 まず、具体的な条件について県警からはいただいておりません。したがいまして、7月の下旬だったと思いますが、先ほどの3点を県警の方からご指摘をいただいたということです。
 そういうことで、今回県警の理解が得られないということになったわけですが、納得する、納得しないというところについては、そこはお互い、行政機関同士の話でもあります。最終的に県警の道路使用許可という問題もあるわけですから、県警の判断というものは、我々としては尊重していかなければいけないと思います。
 今年度、こういう指摘がなされたわけですが、来年度からは、イオンが開業して、人の流れも当然見えてくるわけです。開業後の人の流れ、車の流れ、いろいろなものが見えてくるわけで、それらを踏まえて、我々としては県警とも十分調整を図っていかなければならないと思います。社会実験をやるということになれば、十分調整を図っていかなければならないということになるだろうと思います。

○記者
 来年度以降は、その実態も踏まえて、見直すべき点があれば見直して、ブラッシュアップをする形で、県警との協議に臨みたいということですか。

○市長
 そうです。社会実験については、こういう結果に終わったのは非常に残念ですが、県警のご指摘も踏まえて、来年度はどうするか、市役所内でも議論をし、また市議会とも議論をさせていただいて、どういう方法であれば大丈夫なのかということを十分検討させていただいて、対応を考えていきたいと、しっかりと取り組んでいきたいというように思います。

○記者
 社会実験のことですが、来年度以降の判断ということになった理由は、開業後はその交通状況の変化等を見極めるのに時間がかかるという認識でよろしいですか。

○市長
 予定していた10月、11月がだめなら、来年の1月とか2月にやったらどうかということですが、イオンが開業した直後というのは、やはり交通の流れとか交通量とか、そういうものを読み切れないところがあります。それを今の段階で調整していくということは、ちょっと難しいだろうという判断です。
 なお、ちなみに、今日の議題の「歴史まちづくり回遊社会実験」、「スマートウエルネスシティ総合特区」、私としては是非両方とも進めていきたいプロジェクトで、質問もないのに言っていいかどうかということはあるのですが、この「歴史まちづくり回遊社会実験」も、岡山城のあたり、カルチャーゾーンというのですか、そこにモダンアートを設置していこうと。また、街の中にもそういうものを設置して、歩いて楽しいまちづくりをやっていこうと。先ほど幾つかモダンアートの種類があったと思いますけれども、こういうものは、私の経験上、何だろうっていう感じにはなるのですが、ただ、実際上ずっと印象に残ってる、こういうものを是非体感していただきたいということがあります。
 また、スマートウエルネスシティの構想も、健康寿命、岡山はちょっと低いのではないかと、これはいろんな要因があるかもしれない。それは、より研究していかなければならないのですが、1つには運動という問題はあるだろうと。車の分担率が多過ぎるというところもあって、車の利用はもちろん重要なのですが、歩くということも健康寿命の延伸につながっていくということで、全国的な動きの中に岡山がいわゆる乗り出していこうという動きで、私としては是非進めていきたいプロジェクトでございますので、この2点もよろしくお願いを申し上げたいと思います。

○記者
 県警の考えを最終的に市長がお聞きになったのがいつかということと、来年度以降の実施を目指す方向性は変わらないという認識でよろしいですか。

○市長
 私が県警のお考えをお伺いしたのは7月24日、副市長から県警の考え方を聞いたのが第一であります。そして、最終的な県警の考え方を伺ったのは8月6日ということであります。
 次に、来年度以降の話であります。先ほど申し上げましたように社会実験の有用性といいますか、これからの岡山のまちづくり、まちの賑わいをつくっていく上では、私は非常に必要なものと考えております。しかしながら、私だけで物事が判断できるわけではありません。今回の県警からのご指摘なども踏まえて、市役所の内部、そして市議会、そして、その他様々な関係者の方と相談をして、来年度以降の実施、取り組みについて決めていきたいと思います。

○記者
 関連して伺います。まちなかの回遊性を高めたいという市の考えと、交通渋滞の回避をしたいという県警の考えと、それぞれ大義名分があります。先ほどの話でゼロか100という話でいうと、途中の30、40、50というような妥協案ではなく、ゼロという形に今回なってしまうこと、これはなぜなのでしょうか。

○市長
 私から理由はちょっと申し上げにくいと思います。申し上げられないということです。我々としては先ほどのような2点を県警の方に各レベルでお話を申し上げておりました。最終的には今申し上げましたように7月の下旬、8月の初旬に県警から回答が返ってきたところです。それらの点については、また、県警のお話を聞いていただければと思います。

○記者
 例えば、実験区間を狭めるとか、あるいは車線の考えを改めるとか、妥協案というものも見出せなかったのでしょうか。

○市長
 そこについては、県庁通り、そして西川筋、それはセットで県警の方がお考えになっていたようで、一部の区間という議論も最終的には出なかったということです。

○記者
 実施に向けて市民の期待も確実に高まっていたと思います。それが残念ながらこのような結果になったと、これまでの協議を踏まえて今後に生かしたい反省点などはどのように考えていらっしゃいますか。

○市長
 反省点というのかどうかは分かりませんけれども、住民の方々にも説明をさせていただいて、大方の方々はこの社会実験に対して賛意を示していただいているというように理解をいたしました。しかしながら、県警の判断があってこういうふうになったわけです。来年度以降については先ほどの質問の答えがスタンスであるわけですが、そこの点については当然ながら今回の県警の回答を踏まえて我々としても県警への調整の仕方などについて十分考えていきたいと思っております。

○記者
 その調整の仕方というのは、これまではどこが反省点だったということなのでしょうか。

○市長
 昨年末から県警には十分話し合いをさせていただいているわけです。今ここでこれが反省点というのは、私としてもなかなか上げることができないのですけれども、ただ、私としてはこういった賑わいづくりのためにも、市民の健康のためにも、いろんな面から歩いて楽しい空間づくりというのは必要だろうと思います。最終的にこういうふうにご判断をされたわけですから、来年度以降やる場合には、県警と十分お話をしていきたいと思います。それ以上のものはありません。

○記者
 「健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区」のことです。ここに加入するという市長の問題意識はよく分かるのですが、この特区の枠組みを使って岡山市が具体的に何に取り組んでいこうというようなところがあれば教えてください。

○市長
 筑波大学の久野先生が研究会の有識者メンバーだったのですが、歩く、そういうことの運動量の多さと、例えば、糖尿病との比率などに差が出た、歩くとそれだけ糖尿病が少ないというふうなことを言われています。岡山の市民全体の健康寿命が短い、それを延ばしていく、その中に社会参加というものも一つ重要なファクターだと思うのですが、また、こういう歩くことを促していくということも重要だろうと感じたわけです。
 この総合特区に加入して、今年度から、健康づくりに無関心な層も含めた、40歳以上ぐらいの方、そういった多数の市民の行動に変化を促していくということを目的として、そういった方に一定のインセンティブを与えて歩いてもらう、そういう社会実験を行いたいと思っています。とりあえずはそちらへ参加する方向で今準備を進めているところです。

○記者
 歴史まちづくり回遊社会実験について、先ほど市長がこのアート作品をご覧になって何だろうという感じがしたと、ただ印象に残っているというようなことをおっしゃられたのですが、実際、改めて、この展示される作品を見て市長は市民に何を感じてほしいのか。それと、この取り組みを通じてどういった効果を期待されているのか改めてお伺いします。

○市長
 私自身、そのモダンアートについてどれだけ理解しているかというと怪しいところもあるのですが、私の最初のモダンアートとの出会いは20年ぐらい前の直島での出会い、そこではいろいろなものを見させていただきました。あるところでは、部屋の中に入ると全く何も見えない。だんだん目が慣れてくるとそこに何かが映っていると。最初のうちは何だというふうにも思いました。あと、数字がいっぱい並んでいるようなものとか。ただ終わって帰りの船の中、そして家へ帰ってから、また20年たった今でも鮮明にその光景を覚えております。そういう面では、そういうモダンアートを市民の方に直接触れていただき、感じていただき、それを実感していただきたいというのが一つです。
 それからあとは、岡山城にも多くのそういうモダンアートが出てきます。岡山城、そして後楽園、様々な美術館等が林立するところの、いわゆる岡山の歴史のゾーンであります。そういう岡山の歴史とそういうモダンアートの対比、コラボレーションという言い方がいいのか、よく分かりませんけれども、その違いがあるものを見ることによって、両方、この違いを体感できる。こういうものも非常におもしろいのではないのかなというように思います。今年の秋を彩る一つの岡山の大きな話題になっていくのではないかと思っているところです。

○記者
 県庁通りと西川緑道公園筋の問題に戻ってしまいますが、賑わいを創出したいという市の思いと道路交通を円滑に進めたいという県警の思いというのは、どうしても目的が違うというか、交わらないところがあると思うのですが、今後も含めて、このあたりはどのようにお考えでしょうか。

○市長
 そこは交通対策というか、交通も総合的にいろんなことを考えていかなければいけないのだろうと思います。我々が交通対策をどうでもいいなどと考えているわけでは全くありません。イオンが開業するに当たっての渋滞対策などここでもお話を申し上げたし、これからもいろいろと検討していかなければならないと思っております。ただ、その対策をいろいろと考えていくということは重要なのですが、一方で賑わいづくりというものも必要だろうと。そこの調和をどうやって図っていくのかということが最も重要ではないのかなと思っているわけです。したがって、10月、11月に行う社会実験についても、渋滞が生じてもいい、深刻な状態が生じていいと思っていたわけではありません。交通量の調査結果から見て、そこは問題がないのではないかというようなことを申し上げてきたところです。このように我々も今後議論するに当たって、交通の問題というものも十分考えながらやりたいと思っておりますので、そのあたりは県警とも、交通規制という視点、交通対策という視点を持って議論していきたいと思っております。

○記者
 県警側は賑わいについて直接的な立場ではないのかもしれませんが、賑わいについて何か理解というか、交渉の中で、県警側からそういう話とか出ましたか。

○市長
 私が伺っているところはこの3点ですけれども、担当レベル、そして局長たち、それから副市長たちもいろんな形で接触しておりますので、そういう中で出たのかもしれません。私はそこの詳細のところは承知しておりません。


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