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大廻小廻山城跡

大廻小廻山城跡は、東区草ケ部から東区瀬戸町笹岡・観音寺・宿奥にかけて築かれた大きなお城で国指定史跡となっています。

一の木戸

 瀬戸地域分では一の木戸と呼ばれる水門跡が発見されています。
 この一の木戸は、瀬戸町観音寺湯谷の集落から、築地山池につづく谷筋の小道を歩いて10分ほど登ったところにあります。
 大廻小廻山城跡は、総延長約3.2kmの土塁(土を層状に叩きしめる版築と呼ばれる工法で造られた壁)で囲まれており、これまでに一の木戸のほか、二の木戸、三の木戸と呼ばれる水門跡が発見されていますが、城内施設や城門は発見されていません。
 このような形態の大規模な城を古代朝鮮式山城といい、一説では、畿内政権によって7世紀頃に築城されたと考えられています。


 瀬戸内海を展望でき、備前国府や古代山陽道に近い要所に築かれていることから、鬼ノ城(総社市)とともに、吉備地域の戦略的重要性を示す非常に貴重な遺跡となっています。
 また、このように大規模な城が、なぜこの地に築かれたのか。多くの謎を秘めた遺跡となっています。

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